文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

印刷産業の革新的再構築のために(2)現状の分析

2009-08-14 18:49:27 | 組版プロの思考からXMLを考える
2009-8-14
 現状分析から
 出版業界の疲弊は、あらゆるメディア産業が直面する総合的な危機の一環である。
出版に限らず、新聞や、TVやラジオ、映画などの目や音で感じたり聞こえるメディアだけでない、あらゆるメディア系統の従来型での産業体系が落ちこんでいます。それぞれ、
自己としての問題であり、周辺への波及と道への将来不安が渦まいています。
 出版では、特に先行的に出だして深刻です
印刷産業がそのかなりの部分が出版社への製造物(書籍等)提供が主幹業務でありました。
 そこがどうなるのか?。これ以上の関与と投資が可能か。疑問視され出してから、随分と時間が経過しています

 特に出版社との関係でいえば問題は
1 なんのための再販制度もその一つ
 返品率が40%を超して膨大な廃棄物を生み出す仕組み。

2 制作コストの厳しい引き下げもその一つです。
 コスト削減を重視して、本来社内に持つべきライン部門を外部任せにし、現場を理解できないままに、ものつくりの本質がわからなくなって、新たな革新的アイデアが枯渇している状態と観察されます。
 いってみれば自家中毒を起こしている現状がある
 本来の情報管理機能の喪失が大きい
  製造販売企画の一体化による展開機能部分を企業側の再構築によって取得すべき機能  の取得の失敗がある。
  
3 写研技術の軋轢がある
  いろいろな方法があり、なかにはIndesignで、写研RIPを動かすというウルトラ手法  までが出現したとの情報も。
  
4 転記に次ぐ転記で疲労化
  言うまでもなく、これに失敗すると倒産に向かってしまう。

5 情報公開方式のWEBに完敗し続ける、縦割り手法に依存した企業群の収益悪化
 単一的なメディアでは成立しない時代に。市民の共有財産であり、極端なローコストが前提となる、コンテンツの有無がキーワードとなる
  
6 製造方法の革新
 1 ワンソースで ワンライテイングでマルチメディアが成立する
 2 同時にイベントに合わせて、作成可能に
 3 すべては会計的な手法で運用される
  フルテキスト/フルコード化が叫ばれる現場で、ことが何一つ動かなくなっています。
  

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