廣東飯店「広東」 045-681-7676
「特徴」
1.中華街大通りの老舗。規模は大きいが庶民的な応対をしてくれる良心的な店。
2.人数によりコース料理を頼むと料理が1~2品増える。以前は中華街で多かった方式。
今も健在。8人以上がお得。内容の変化も気楽に応じてくれる。
3.様々な人数、グループに対応できるコースが準備されている。当然相談できる店。
4.ランチはスペシャル1500~1800から定食は2種、まかないランチもある場合がある。
5.ランチタイムには、丼・麺類が100円引き、饅頭も付く場合がある。
「ランチ」
700円(麺orかけご飯1品+スープ+ザーサイ+チャーシュー蔓)+おしぼり
定食的な「ランチメニューはない」店。しかし,構えはしっかりとしている中華街の老舗。価格も抑えられており,外観からの入りにくさのイメージはない。内部に入れば雰囲気十分。店内に落ち着いた菓子・点心の販売コーナーがある。外からでは想像も付かない。端的に言えばレトロな雰囲気。働いている人もレトロな感じ(?)の人が多い。非常に落ち着くたたずまいを呈している。初めて入っても一瞬にして家庭的な雰囲気にしてくれる。その雰囲気が建物にも従業員の方々にもある。
ランチはというと,それぞれ10種ほどある。「飯類」「麺類」が100円引き,加えて饅頭が付くと店頭に掲げられている(目立たないので最近まで気が付かなかった)。それを逃す手はない。店頭の立派なウィンドウを確認しても,800円程度から準備されている。そうなれば700円ですむわけである。気合いを入れて入ってみる。受付カウンターに80歳くらいのおばあさん。どうぞなかえと快く1階のフリーテーブルに案内される。4人席中心の30席(フリーテーブルというらしい)ほどの部分がある。落ち着いた雰囲気。3人ほどの方が案内してくれる。饅頭が付くのだからスープも味わいたい。そうなればご飯ものである。「五目うま煮ご飯」を頼んでみる。やはり基本はご飯もの。お茶と箸・ザーサイ,おしぼりが提供される。メニューを見ながらしばらく待つ。単品も非常に低価格。主菜に期待をする。その前に「チャーシュー蔓」がでてきた。点心にも付いているきちんとしたもの。当然蒸かしたて熱い。チャーシューの固まりが入ったチリソース風味。非常においしい。主菜は,皿(まさしく平らな皿)に山のように盛られた「五目うま煮ご飯」がでてきた。見ただけで五目どころではない十目程度の品が確認できる。あっさりしたまさしく広東風仕上げ,店の名に基づいている。私でも十分な量。女性には多いかもしれない。スープはネギが入っだけのものだが,薄味でありながら非常に濃厚。残念なのはザーサイ。塩抜きが足りないのであろう。塩味がすごい。丁寧に切られているので一層もったいなく感じた。
個々の魅力はコースであろう。中華街では,コースで人数が増えると品数が増す店が多い。しかしここは半端ではない。インターネット等でも確認していたが,6から8人で注文すると2~3品増えるのだ。しかもおおかたのところは「麻婆豆腐」や「棒々鶏」などありきたりのものが多いのだが,「八宝菜」や「うま煮」などが追加される。最低価格の2000円も月並みのメニューではない。イカの黒豆炒め・肉団子の甘酢かけ等のもので構成されている。是非一度賞味してみたい。大人数で2000円のものを注文し,充実している点心等を追加していくのも良い方法である。北京ダックも6000円で大きめの皮が10枚ほどつき,肉は炒め物にしてくれる。
ランチ例)10種ほどある。「飯類」「麺類」が100円引き,加えて饅頭が付く
飯類「五目うま煮」「中華五目炒め」「牛肉の炒め煮」「天津ご飯」等
麺類「担々麺」「サンマー麺」「五目うま煮」「五目焼きそば」等
広東飯店(大通り)のランチは「定食だけではない」。100円引き+杏仁豆腐or饅頭
広東飯店でも「春コース」。今回はなかなか豪華、6300円。フカヒレにこだわっていた。
まかないランチを出してるのは、「廣広東飯店(大通り)」と「東林(福建路)」になった。
本来だと「1万円程度」はするコース。廣東飯店。この幅の広いコースは中華街でも突出。
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