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中華街でミニコースを楽しむ。テレビの取材で、紹介した店へ
華錦飯店「海鮮4品」(テレビ朝日「うらめしや」)
一軒はある程度豪華で、見栄えのあるコース仕立てにしたいというので、海鮮の華錦飯店をお薦めした。何せ魅力は、鮮魚店が営む中華料理店。先代までがつくった鮮魚店の一部を改訂し、ビルを建て、息子さんが中華料理もできるようにした店舗。
私とは、10年ほど前の開業からの付き合いとなっている。宴会も10回程度お願いしているが、いつも期待以上のものを提供指してくれる。お薦めの店である。特に、ご主人の純朴な人柄が好きで有り、いろいろと相談しながらおいしいものを特別に作ってもらっている。そういった意味からでも「うらめし」は非常に得意な料理店。決まったのは次の4種(魚の入荷で当日決定)となった。
①蒸し生き車海老のニンニクソース和
②ホッキ貝の黒豆ソース蒸し
③牡蠣の揚げ物、甘味醤油ソースかけ
④蒸し魚(鯛)の香りソース
※名称は聞いたが忘れたので私が命名
まずは、「蒸し生き車海老のニンニクソース和え」。隣接する鮮魚店の生け簀で泳いでいたものをご主人がさばき、瀬開きとして下ごしらえをしたものを、調理人が素早く調理する。色が赤く変わった頃に取り出し、ニンニクタップリの油ソースをかけた物。出されたときから香ばしさが漂う。見ても美味しさが伝わってきた。
当然、食べて見ても美味しい。海老は頭からがぶりと言うのが私の通例、食べようとすれば、髭に注意をするように言われたがすでに口に入っていた。かめば噛むほど、海老の風味とニンニクが相まって美味しくなる。私も初めてたべたものとなった。
続いて、「ホッキ貝の黒豆(豆豉)ソース蒸し」。この時期の旬の物。魚屋では大きな物があったので、今日はホッキ貝は外せないと思い、お願いした。肉厚の美味しいものを提供してくれた。下ごしらえにも工夫がされているのと蒸し具合が良いのであろう、コリコリ感のある物となっていた。豆豉と思われる塩分が味を増幅していた。ビールがほしいが、当然提供されなかった。
三番手は「牡蠣」。天麩羅のようでフリッターでもあるような仕上がり、もしかすると衣は強力粉かもしれない(いろいろ聞いたが今回はマスコミ対応なかなか明かさなかった)。強い熱で短時間に揚げているのであろう。表面はかりかり。中は半生状態。牡蠣の風味を心地よく出していた。醤油に甘めのものを入れているのであろう、それをかけるとまた違う味として楽しめた。
最後は、私もコースを頼むと必ず出してくれる魚一尾の料理。今日は鯛が良い物が入荷したらしいので、「蒸し魚(鯛)の香りソース」となったようである。とにかく今回はご主人に素材と相談して決めていく方式。鯛の姿・味も十分楽しめる演出となっていた。ソース、添えてある野菜も美味しい。取り分けていただき味わった。
最後の最後は、私の流儀。ほぐしタレが十分にしみこんだ魚をご飯にかけて食べて行く方式を楽しんだ。2度3度楽しめるのが華錦飯店の海鮮料理。今回は取材なのでわがままをお願いしたが、一般の方は、入荷と店の混雑状況等を考え決して無理な面掛はしないでいただきたい。同様のものを食べたければ、予約をすれば、ご飯とスープを付けて10000円(3~4人分)程度で対応してくれるという太っ腹。一人3000円程度で大丈夫である。
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