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ランチの数も28種ほどある心龍。選ぶのも迷う事が多いが、ここは630円のもの。「鶏肉とカシューナッツ炒め(安保鶏丁)」を注文。ランチでカシューナッツが入る店も最近少なくなってきた。うれしい。ほとんどの料理がランチ価格で食べられるのがありがたい。
久々の入店なので、店を確認するためにトイレに行ってみる。店の全容(1階)は変わらない。中央部に囲まれたような8人程度のような席があり、奥にはカウンターを持つオープンキッチン。L型に曲がっている。奥ではまかないを食べていた。
最近中華街の小さな店でも昼休みを設けず、営業する場合が多い。その分ランチ営業が長くなっている店も多いのがありがたい。スープが運ばれて来る。キクラゲが入った玉子とじスープ。やや酢が入っているのかもしれない。美味しい。飲み干せば、お代わりの勧め。喜んでおうけする。
ザーサイは小量ではあるがちょうど良い塩抜き。ご飯は中ぐらいの器で提供される。炊き具合も良い。メインディシュも十分な量のものが出される。見るからに美味しそう。照りが輝いている。スプーンも最初からつけられ食べやすい。同じような大きさに刻まれた、根菜類の色合いが映える。
カシューナッツが不思議に炒め物に合う。特にこの店では、柔らかく仕上げられている。たぶん揚げ食いが適切なのであろう。鶏肉も下味がよく、柔らかい。当然丼として食べて仕上げる。お腹が一杯となる。
デザートはクリーミーな「杏仁豆腐」。美味しい。口の中がすっきりとした。
「ランチのイメージ」
心龍(美食酒楼)「上海」 045-681-5717 ブログ ブログ ブログ
650円(料理1品+「玉子具だくさん」スープ+お新香+ご飯+杏仁豆腐)+おしぼり
以前まで,「定食屋」だった店が,改修され中華料理店に変化した。2003年9月8日開店した。以前のレイアウトを尊重した店構えは,居酒屋風でもある料理店になっている。どうやらオーナーは変わっていないようで,運営を中華街にあわせ中華料理店に変貌したらしい。早めの時間に出向いたが,調度20名程度の団体が入ったところで,店内が雑然としていた。団体客は2階席(20人程度入れる椅子席)に案内され,1階は誰もいなくなった。従業員もいないので,ただ突っ立ていたら厨房の料理人が気が付き,サービスの従業員を集めてきた。
入り口付近に10人程度がすれる客席,その横に個室めいた掘り炬燵のような10人席。厨房に面してカウンターがあり6人程度座れる。空いていると思ったので,入り口付近の席に座ろうとするとカウンターに座れという。雑然としていたので,躊躇していれば片づけ(昼食を取っていたらしい粥とビール)はじめ,座るスペースを作った。幅のあるカウンターは,新しいせいもあるが十分なスペースである。
イカが好きな私は,「胡瓜とイカの炒め物」を頼んでみた。簡単な料理を想像していたが,出てきたものは中国野菜も豊富な炒め物。イカも化粧包丁をほどこされた美味なものであった。5種ほどの彩りの良い野菜・キノコが入っていた。味付けも「上海料理」に近いものであろうと思う。素材に絡んだあっさりしたできばえとなっている。全体的に上品に仕上げられた料理は,満足するランチになっている。
ランチ例)A胡瓜とイカの炒め物B茄子と挽肉の炒め物Cエビ・白菜の春雨煮D酢豚 650円
〒231-0023 横浜市中区山下町146 045-681-5717 (中山路)
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