中華街の魅力

齋藤修と多くの人が中華街情報を共有する場となることを期待いたします。最近中華街にあまりいけず、データーを整理しています。

秀味園(関帝廟)もだいぶ変わってしまった。座敷で中庭を見ながら食べられた中華料理(魯肉飯)が懐かしい。

2015-09-11 08:04:18 | 店の情報

 数年前から出された「テレビ・雑誌、大人気の店」という大きな看板が入り口に掲げられてから全く入る気がなくなってしまった秀味園。店内も世代が変わったのであろう、昔の雰囲気は全くない。古を大切にする必要はないが、家庭的な雰囲気は残してほしかった。

「以前の状況」
秀味園「台湾(家庭)料理」(畳の部屋を持つ民家の店)   045-681-8017 
       「香港家庭料理」 600円程度からどんぶりもの等がある
 外観からは料理店であることがなかなか解らない。1間のガラス扉に「香港家庭料理」としめされているだけである。扉を開くと小さな椅子席が二つ,肩を寄せ合うように座れば6人はどうにかなる程度のたたきがある。その先には家庭の居間に上がるような「和室(10畳×2)」がある。普通の家庭のような雰囲気,大きめの円卓が1卓と数個の座卓が用意されている。そんな雰囲気で,ばあちゃんがオーダーを取りに来る。といってもさほどメニューがある訳ではない。内臓系の料理が多いが,蒸しもの・煮物もあるので,気にかける(下ごしらえは十分)ことはない。夕刻であれば,盛り合わせのようなものをお願いし,ビールを飲めば不思議な雰囲気にしたれるはずである。
ランチ例)特にランチメニューという限定の物はない
「2009年定食が出されるようになった」
 580円(料理1品+スープ+ザーサイ+ご飯+デザート「杏仁豆腐」),680円もあり
いろいろなブログで紹介始められた「秀味園」。台湾料理の不思議な店というのが私の印象。普通の家を改修したと言うのが秀味園。特に、500円の魯肉飯(ルーロハン・豚煮込み丼)はメイン料理として残していた。
まず、外観は改装後もほとんど印象は変わっていない。昨年あたりからメニューが写真入りで外壁に張られ初めてはいたが、扉を開けてびっくり。どこの喫茶店に入ったかと思うほど。まずはたじろう。
 以前あった、玄関のような客席と、奥の領域はそのまま。入口付近は、カウンターと4人席が作られていた。奥の和室は、6席ほどの椅子席。完全なレストランになってしまった。サービスする女性も若い中国系の方。なかなか丁寧な応対。
 以前、台所のような厨房だったところが、かなり整備されたのだろうか、鍋の音が心地よく聞こえていた。ちょうど中程に位置していた。ランチができはじめていたので、「麻婆豆腐」を注文。しばらく待つ。
メニューは、多彩になっていた。残念なのは、魯肉飯以外は全て高め。悪く言えば他の店より高いという印象。以前はつまみ程度の料理が多くあったような気がするが、簡単に呑むような事はできなくなったのかもしれない。
そうこうしているうちに、後から2名の常連客らしい人が入店。私の独占状態は終了。スープがサービスされた。海苔入りのスープか出された。紙ではあるがおしぼりも付く。ザーサイは多少加工(味付け)されている。
 程なく「麻婆豆腐」がでできた。色合いは淡い方。口に運べば、やはり甘口。特に特徴のある方では無い。豆腐も大きめの仕上がりである。秀味園でのご飯は魯肉飯以外食べたことがなかったので・・・、何か新鮮な感じもした。
ご飯はやや黄ばんでいる。時間がたったもののようである。麻婆豆腐をのせながら食べる。当然おかわりを所望する。スープも飲み干していれば、おかわりを勧めてくれていた。お茶も頃合いをおいて付いてくれた。
デザートの杏仁豆腐も、食事の進行を見て持ってきてくれる。配膳も下げも適切な時期にくる。通常だとうれしいが。以前の座敷のような場所で足を伸ばしながらのんびり食後の時間を楽しむ方が何かうれしかったと思うのは私だけだろうか。
ランチ例)①麻婆豆腐580円②青椒牛肉絲③芝蝦のチリソース④五目野菜炒め680円 変化はない

 

 

秀味園①「台湾(家庭)料理」


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天外天(関帝廟)のお勧め料理... | トップ | 翡翠楼新館(関帝廟)のお一人... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

店の情報」カテゴリの最新記事