最近 文枝師匠の不倫問題が世間を騒がせていますが、ふと思い出したのが、ちょうど1年ほど前でしょうか? 文枝師が、なにかと物議を醸す百田尚樹氏の短編を落語にするという話。その時、どんな話なのか本は買っておいたのですが、例によって「ツンドク」にしたまま。で、これを機会に、読んでみました。「幸福な生活」という短編集です。
師が落語にしようとしたのが、「夜の訪問者」という話。夜、男が自宅に帰ってみると、奥さんと、彼の浮気相手の女が、部屋で楽しく話し合っているというもの。かつての人気タレント島田紳助さん流にいえば、「なんでオレは、気ぃ失わへんのやろ」という最悪の状況。今の文枝師だったら、絶対選ばないネタですよね(笑)で、事の顛末は・・・よくできていて面白い。ほかにも、無精子症の男が主人公の「豹変」 1回読んだだけでは?マークの「賭けられた女」タクシードライバーが被害にあう「深夜の乗客」など、面白い作品が目白押し。いろいろ舌禍事件を起こす百田氏ですが、作家としての才能は敬服します。
師が落語にしようとしたのが、「夜の訪問者」という話。夜、男が自宅に帰ってみると、奥さんと、彼の浮気相手の女が、部屋で楽しく話し合っているというもの。かつての人気タレント島田紳助さん流にいえば、「なんでオレは、気ぃ失わへんのやろ」という最悪の状況。今の文枝師だったら、絶対選ばないネタですよね(笑)で、事の顛末は・・・よくできていて面白い。ほかにも、無精子症の男が主人公の「豹変」 1回読んだだけでは?マークの「賭けられた女」タクシードライバーが被害にあう「深夜の乗客」など、面白い作品が目白押し。いろいろ舌禍事件を起こす百田氏ですが、作家としての才能は敬服します。