渥美清主演の「おかしな奴」観てきました。会場の「阿佐ヶ谷ラピュタ」定員が48人という小さな小屋なのですが、満員札止めの大入りでした。
昭和38年の作品です。物語は、戦後大人気だった落語家・三遊亭歌笑師の一代記。ただ、歌笑師が入門した師匠の名前とか、ラスト、米軍のジープに轢かれて亡くなる前のエピソードが違っていますので、どこまでがノンフィクションなのかは、分かりません。時代背景は戦中 戦後ですが、歌笑の頼れる兄弟子・志ゃもじ(佐藤慶)が、召集令状が来たことに絶望して自死するなど、反戦を意識した部分もあり、ちょうど「安保法案」が施行された時期なので、高齢者の多い会場からは、なんとも微妙なムードが感じられました。
一般大衆に圧倒的な支持を受けた歌笑師ですが、その多くは「パン助」と「かつぎ屋」だったというのも、その時代を考えるとある話しなのでしょう。そして、歌笑の初恋の人であるおひささんが、出征間近の親の決めた許嫁と結婚し、結果戦争未亡人となり、パンパンに身を落とすということも。にしても、おひささんを演じた三田佳子 綺麗でした。
昭和38年の作品です。物語は、戦後大人気だった落語家・三遊亭歌笑師の一代記。ただ、歌笑師が入門した師匠の名前とか、ラスト、米軍のジープに轢かれて亡くなる前のエピソードが違っていますので、どこまでがノンフィクションなのかは、分かりません。時代背景は戦中 戦後ですが、歌笑の頼れる兄弟子・志ゃもじ(佐藤慶)が、召集令状が来たことに絶望して自死するなど、反戦を意識した部分もあり、ちょうど「安保法案」が施行された時期なので、高齢者の多い会場からは、なんとも微妙なムードが感じられました。
一般大衆に圧倒的な支持を受けた歌笑師ですが、その多くは「パン助」と「かつぎ屋」だったというのも、その時代を考えるとある話しなのでしょう。そして、歌笑の初恋の人であるおひささんが、出征間近の親の決めた許嫁と結婚し、結果戦争未亡人となり、パンパンに身を落とすということも。にしても、おひささんを演じた三田佳子 綺麗でした。