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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

鈴本演芸場9月中席 「三遊亭白鳥 落語の仮面祭り」

2018-09-12 10:37:05 | 日記
三遊亭白鳥師がトリを取る鈴本演芸場の9月中席。今年で3年目となる「落語の仮面祭り」です。なんの取り柄もない少女 三遊亭花ちゃんが主人公。かつて名人と謳われた三遊亭月影に弟子入りした花ちゃん。女流落語家はいらないという 周囲からの嫌がらせにもめげず 修業を続け、幻の落語「夢幻桜」を目指すというお話。
全10話ですが、今回は、花のライバル 東西の男女人気落語家夫妻を父母にもつ 天才落語家•立川亜弓が登場する5話を日替わりで口演する企画。昨夜は、「嵐の初天神」です。

ようやく寄席の楽屋で修業できることになった花。月影先生から、
「どんな前座になりたい?」と聞かれ
「仕事のできる前座」と答えます。
と、ここで 月影先生の金言!

「仕事のできる前座は、将来 寄席に出られない!」

落語詳しくない方には、どこが面白いか さっぱり分からないと思いますが、ここはバカ受け。全編 こういったギャグ あるいは「ガラスの仮面」のパロディから成り立つ この落語。今回は、花が泥団子を食べるシーンが、あの名場面を彷彿とさせ、私の隣の女性 死ぬほど笑ってました。もちろん 白鳥師お得意の 落語家ディスりもたっぷり!

美内すずえ先生公認の この企画。ロビーには、先生から贈られた「紫のバラ」も鎮座しており、美内先生 シャレを分かってらっしゃる!凄い!