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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

大竹しのぶ 「夜への長い旅路」

2021-06-27 09:07:55 | 日記
シアターコクーンで上演中の
「夜への長い旅路」です。
ユージン•オニールの作品。
ある家族の夏の一日を描いたお話。


母親のメアリーを大竹しのぶ
父親のジェイムズ•タイロンを池田成志
長男のジェイミーを大倉忠義
次男のエドマンドを杉野遥亮
一家に仕える女中のキャスリンを土井志央梨
が演じています。

作者のオニール家を、ほぼ忠実に再現したと言われる作品。

舞台はタイロン家の居間。
時は1912年の夏の一日。
家族が朝食後の団欒を楽しんでいる場面から始まります。
会話のなかから、家族の抱える問題が見えてくる。
父親は吝嗇家
母親は麻薬中毒
長男は放蕩息子
次男は肺を病んでいる

彼らの言い争いなどがハイテンションで続きます。
3時間半の長丁場の作品なので、
観ている方が辛くなることもしばしば。
役者陣が熱演すればするほど
しんどくなってくる。
特に一幕は、大竹さんがほとんど出ずっぱりなので
その真に迫った演技には、疲れました。

コロナで鬱陶しい状況が続くなかで観るには
しんどい作品でした。