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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ケラ×古川雄輝「室温」

2022-07-05 09:17:34 | 日記
世田谷パブリックシアターで上演中の「室温」です。
サブタイトルに「夜の音楽」とあるのですが
舞台上では、在日ファンクが音楽を奏でます。
2001年に佐藤アツヒロの主演で上演された作品。
今回は、20年ぶりの再演になります。

舞台は、田舎に住むホラー作家•海老沢(堀部圭亮)の自宅。
娘のキオリ(平野綾)と二人暮らし。
実は、キオリの双子の妹•サオリは
12年前、集団暴行を受け、殺害されていた。
今日は、サオリの命日。
海老沢家に、色々な人が集まってきた。
近所を巡回中の警官•下平(我が家•坪倉)
海老沢の熱烈ファンという女性•赤井(長井短)
腹痛を訴え、海老沢家に駆け込んだタクシー運転手•木村(浜野謙太)
そして、サオリを殺害した犯人の一人•また(古川雄輝)
彼らが集ったのは、偶然なのか 必然なのか
というお話。

良くできた作品でした。
物語が進むうちに、彼らの関係性ぎ明らかになってくる。
そして、彼らの正体も。
20年前の戯曲だそうですが、少しも古びていない作品です。