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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

屋良朝幸「Red Hot and COLE」

2019-03-15 10:27:57 | 日記
博品館劇場で上演中の「Red Hot and COLE」です。
1920年代後半から ブロードウェイを席捲した 大作曲家コール・ポーターの生涯を描いた作品。
「ブロードウェイ ショーケース」シリーズの第3作目です。

主人公のコール•ポーターを屋良朝幸 妻のリンダを 元タカラジェンヌの彩乃かなみ
他に 同じく元タカラジェンヌの彩吹真央 元四季の鈴木壮麻&吉沢梨絵 矢田悠祐 木内健人 真瀬はるか が出演します。

冒頭 コールポーターの名曲「ビギン•ザ•ビギン」が流れます。
なかなか ブロードウェイで成功しなかったコール。
最初の作品は、すぐクローズ。
雌伏12年 「パリ」という作品が 大ヒット。
そこから 次々とヒットを飛ばします。
1934年 「エニシング•ゴーズ」
ブロードウェイは、彼の手の中にありました。

そんな絶頂の時 妻のリンダとの間には すきま風が。
そして 思わぬアクシデントが 彼を襲います。
乗馬中 馬から振り落とされて 足を骨折。
車椅子生活を余儀なくされる。

後遺症に苦しむコール。
時代も変わり かれの音楽は 時代遅れになってしまう。
「ロジャース&ハマースタインが全てを変えてしまった。
もう 幕前で女の子たちが踊っている間に 舞台転換の時代じゃない」
という コールのセリフが 印象的でした。

が、48年 彼は「キス•ミー•ケイト」で カムバックを果たします。
物語は、彼が70歳の誕生日を迎えるシーンで幕となります。

こうした コールポーターの人生を 彼の楽曲で綴った作品。
実力派揃いのメンバーですので、歌も踊りも、見ごたえありました。


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