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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ジョン•ヴァードン 「数字を一つ思い浮かべろ」

2019-03-14 10:53:18 | 日記
ジョン•ヴァードンという作家が書いた「数字を一つ思い浮かべろ」です。
殺人課を退職した刑事 デイヴ•ガーニーが主人公。
このシリーズ 既に6冊発表されているという事ですが、私 初読みです。

今回は、ガーニーの大学時代の旧友マーク•メレリーに起きた事件をガーニーが解決するというもの。
物語は、メレリーが ガーニーにEメールで連絡するところから始まるます。
メレリーの依頼は、とても奇妙なものでした。
彼のところへ届いた一通の封書。
差出人不明の その封書には、
「わたしは、おまえの秘密を知り尽くしている。
その証拠に、1000までの数字を一つ思い浮かべよ」
と ありました。

メレリーが思い浮かべた数字は、
「658」
封書の中にあった数字は
「658」

不安になったメレリー。
ガーニーに連絡を取ります。
メレリーの仕事は、スピリチュアル団体の運営。こうした仕事の性格上、トラブルはある。
また、この2人 大学時代 そう親しい関係ではなかったので、なかなか捜査は進まない。

そうこうしているうちに、犯人から連絡があり、再び数字の話となる。
前回同様、メレリーが思い浮かべた数字
今度は
「19」
この数字が、彼の家の郵便ポストの中にある封書に書かれていた。
そして、メレリーは殺されてしまう。

600ページに近い大作。
読んでみると、ガーニーの妻マデリン 息子カイルとの関係性なども書かれていて、なるほど シリーズものなのだと、改めて感じました。
惜しむらくは、なぜ数字が当たったのか、ここに もう一つ意外性がなかったこと。


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