50年代アメリカの光と影「サバービコン」

「サバービコン 仮面を被った街」観て来ました。マット•ディモンとジュリアン•ムーアの主演。50年代アメリカの家庭を描いた作品です。
「サバービコン」 白人だけが住む幸せな街。50年代アメリカを体現している幸せな街です。優しいパパとママと幸せな子供たち。実際 こういう街があったそうです。
が、闖入者が！ 黒人のマイヤーズ家。発見したのは、郵便配達員。噂は一気に広まり、周りの人間は色めきたちます。隣は、ロッジ家。サラリーマンの父ガードナー(ディモン) 脚の悪い母親ローズ(ムーア) 母親に代わり家事をする伯母のマーガレット( ムーア 二役) 男の子のニッキー。4人で住んでいます。マイヤーズ家にも、同じ年頃のアンディという男の子がいます。親に言われ、野球に誘うニッキー。2人は、仲良くなります。
ロッジ家に泥棒が！ ローズだけが殺されてしまいます。が、この事件には裏があります。一方、 マイヤーズ家への風当たりも強くなるばかり。 さあ、この2つの出来事 どう収束していくのか。 コーエン兄弟の脚本だけに、一筋縄ではいきません。ラストまで、目の離せない作品でした。

幸せそうな家族 人種差別。アメリカの光と影を描いた作品でした。私が、初めてアメリカ行ったのが40年近く前ですが、高速バスに乗ったら、席が見事に白人と黒人に分かれていて、軽いカルチャーショックを覚えたんですが、そんなことを思い出した作品でした。