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やはりジャニーズは侮れない ふぉ~ゆ~「23階の笑い」

2016-12-13 11:24:30 | 日記
紀伊國屋サザンシアターで上演中の「23階の笑い」観てきました。ブロードウェイの喜劇王N·サイモンの作品です。人間の機微を知り尽くした巨匠の名作 それをジャニーズの若手メンバーで演じることが可能なのか? サイモンファンの私としては不安でしたが、取り敢えず劇場に足を運びました。
「23階の笑い」N·サイモンの若き日の思い出を描いた自伝的作品。天才コメディアン·マックスと、彼の座付き作家たちの日常を描いた物語です。
時代は、1953年。マックス·プリンス(松崎祐介)の番組の台本を作る一部屋が舞台。ルーカス(辰巳雄大)というサイモン自身をモデルにした若い作家の独白から始まります。彼の紹介で、作家たちが次々と登場します。チーフのヴァル(福田悠太)女好きのミルト(越岡裕貴)辛口のブライアン(シソンヌ·じろう)天才作家のケニー(シソンヌ·長谷川忍)紅一点のキャロル(蒼乃夕妃)変人のアエラ(なだぎ武) そして秘書のヘレン(立花瑠菜) マックスを中心に彼らは番組を構成していきます。個性豊かな面々なので、時に怒声も飛び交いますが、彼らが楽しく仕事をしている様子が伝わってきます。
が、「赤狩り」の時代背景なども舞台に反映され、彼らの楽しかった日々にも、終わりの時が近づいてきます。そして、その年のクリスマス···
改めて言うまでもなく、N·サイモンの作品はいい。恐らく、サザンシアターの客席にいたふぉ~ゆ~ファンの9割くらいは、サイモン作品、初めて観るのではないでしょうか? それでも、帰り道、彼女らの「よかったね」と話し合う声が聞こえてきましたから、サイモン信者の私としては、嬉しかった。ふぉ~ゆ~という、私にとって初めて観るメンバーに、若干の不安はありましたが、どうしてどうして、マックスを演じた松崎 ルーカスを演じた辰巳 ほかのメンバーも予想以上の出来でした。やはり、ジャニーズは侮れません。


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