プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

チケット完売!帝劇で「王家の紋章」鑑賞

2016-08-26 11:52:30 | 日記
「王家の紋章」観てきました。このミュージカル 「エリザベート」の作曲家・シルヴェスター・リーヴァィの作品。私は、読んだことがありませんが、原作は40年続く人気少女漫画とのこと。そのせいか、チケットは、あっという間に売り切れたようです。
主人公は、キャロル(宮澤佐江 新妻聖子Wキャスト)考古学を研究している彼女。ピラミッドの発掘をしているとき、一人の美女・アイシス(濱田めぐみ)に会います。キャロル アイシスの呪術で、古代エジプトへタイムスリップ。実は、アイシス、古代エジプトの王・メンフィス(浦井健治)の姉だったのです。
こうして、古代エジプトに迷い込んだキャロル メンフィスと出会い、彼の命を救うことになり、2人は、いつしか恋に落ちます。「未来のわかる神の子」と、大層な評判となったキャロルに魔の手が迫ります。それは、エジプトを狙うヒッタイト国の人々。王子・イズミル(宮野真守 平方元基Wキャスト)の策略で、捕われの身となったキャロル メンフィスが助けに向い、両国の戦いが始まります。そして、ラストへ・・・
というお話。何曲もの曲が流れますが、割と似た曲が多く、私の印象に残ったのは、1幕ラストで、メンフィスとキャロルがお互いの愛を確かめる場で歌うデュエット曲ぐらいです。たとえば、「エリザベート」の「私だけに」のような、その曲だけで、物語をグイグイ引っ張っていくような曲は、ありません。
また、幕切れも、1幕は、このデュエット曲から、ちょっと間があって、ラストも、メンフィスの腕の中で、キャロルが傷つき倒れていくシーンから、ちょっと間があって・・・と、もう少しスムーズに終わらせてほしい感じは、残りました。私が観た回は、宮澤佐江でしたが、主役の2人も頑張ってはいるのですが、やはり、濱田 あるいは、メンフィスに仕えるイムホテップを演じた山口祐一郎の存在感に位負けしている部分は、否めません。
このミュージカル 来年4月に再演が決まっていますが、そのあたり、変わってくるかどうか注目です。

9年目を迎えた「志の輔らくごin 下北沢 牡丹灯籠」

2016-08-25 13:31:38 | 日記
「志の輔らくごin下北沢 牡丹灯籠」観てきました。この演目になって9年目。公演自体は、21年目ということです。
明治17年に、三遊亭円朝師匠が15日間にわたり、口演した噺を3時間にまとめたもの。私も、この何年か通っていますが、今年が一番出来がよかった。
「牡丹灯籠」といえば、お露 お米という2人の幽霊が恋い慕う萩原新三郎の元へ向かうシーンが有名ですが、実際は、この件は、物語のほんの一部。発端は、お露の父・飯島平左衛門までさかのぼり、多くの登場人物が、不倫 仇討など、それぞれの人間模様を描いていく大河作品です。
志の輔師は、萩原新三郎の身の回りの世話をする伴蔵·お峰夫婦を主人公に据え、話を進めていきます。幽霊に脅され、心ならずも新三郎の命を奪ってしまった小心者の伴蔵が、幽霊からもらった100両を元手に「関口屋」という店を開き、そこが繁盛。徐々に、大物然として、一方で悪の道に染まっていく様が克明に描かれ、聞き応えのある噺に仕上がっています。

春風亭小朝師の新企画「菊池寛が落語になる日」

2016-08-24 14:45:42 | 日記
昨夜は、紀伊国屋ホールで「春風亭小朝独演会 菊池寛が落語になる日」行ってきました。今年になってから、小朝師が立ち上げた新企画で、今回で2度目。私、4月のVOL.1公演は行けませんでしたので、今回がお初ということになります。前回は、落語化するなら、これが1番合うなと思っていた「入れ札」を口演したということなので、なおさら残念でしたが、余計、今回への期待は、高まります。
まず、ぴっかり☆が、開口一番。相変わらず、30歳を超えているとは思えない可愛らしさ。「辰巳の辻占」の1席。続いて、小朝師が菊池寛作品より2席。最初は「鼠小僧外伝」最後に、顔でオチをつけるのが、面白い趣向。2席目は、「妻の手紙」いかにも、新作落語らしいタイトルですが、話自体も、落語に仕立て上げるのに、ピッタリの作品。若くして妻を亡くした男が、友達に妻の思い出を語るというお話。オチは効果音で、よくできてました。
仲入り後は、代々続く尺八の家元という小湊昭尚氏の三味線演奏。「大河ドラマ・真田丸」でも、吹いているとのこと。で、トリの1席は「牡丹燈籠」お露と新三郎の出会いから「お札はがし」まで、たっぷりと。まだまだ暑い日が続く東京では、ピッタリの話。17歳で絶世の美女・お露を怖さたっぷりに演じてくれました。

全く予想外の展開だった「シン・ゴジラ」

2016-08-23 12:12:03 | 日記
「シン・ゴジラ」観てきました。いや、予想外の展開に驚きました。大体、私の記憶にあるのは、子供の頃に観た「モスラ対ゴジラ」くらい。昭和39年の作品ということですが、当時人気絶頂だったザ・ピーナツが、モスラの唄を歌っていたのを記憶している程度です。基本、「ゴジラ」という映画は、ゴジラが日本に上陸して、周囲を破壊しまくるものという程度の認識でしたので、どれ観ても一緒だろうくらいに思っておりました。
で、今回の「シン・ゴジラ」庵野秀明総監督ということですが、まず、私は「エヴァンゲリオン」自体、名前を知っている程度なので、そのスゴさを理解していません。ま、とにかく評判がいいので、観に行こうという感じ。残念だったのは、3Dでしたか、迫力のある放映が終わってしまったこと。せめて、音響だけでもと「LIVEサウンド」方式というやつで観てきました。
最初、ゴジラが登場したときは、「あれ、こんなんだっけ?」という感じ。松井選手の登場曲でもおなじみ伊福部さんのゴジラのテーマソングも聞こえてきません。第1波が終わった後、再びゴジラ登場。今度こそ、子供のころ観たゴジラです。お馴染みのテーマソングも聞こえてきました。「やっぱり、ゴジラは、こうでなくっちゃ!」という感じ。うん、納得。私、川崎の映画館で観たのですが、この近辺 壊される 壊される ひとたまりもないほどやられまくりでした。
ゴジラ いよいよ都心へ。ここから、政府の対策も描かれていきますが、科学者といい、頼りないことおびただしい。会議を繰り返し、法律の壁にぶつかり、総理大臣以下、右往左往。「あれ、ゴジラって、こんな映画だっけ?」と、私は再び?マーク。
途中、政府要人は、あっけなく死んじゃうし、生き残った人たち矢口(長谷川博巳)赤坂(竹野内豊)らが、ゴジラを凍結させるために、心血を注ぎます。失敗すれば、「核」が使われる。ギリギリのところで、彼らが生み出した「ヤシオリ作戦」は成功。よかった!「ゴジラ」が主人公というより、ゴジラに立ち向かう人間たちのドラマが、テーマだったとは、何の予備知識も持たずに行った私としては、全くの予想外。ま、大人が観るには、この方が面白かったですが・・・

有明「スーパーJ カップ」は、番狂わせなし

2016-08-22 10:56:44 | 日記
昨日は、有明コロシアムで、「スーパーJ カップ」見てきました。トーナメントには、ライガー KUSHIDA タイチ 金丸 オスプレイ サイダル 拳王 田口が参加。なかなかのメンバーですが、新鮮味という点では、イマイチ。
結果、勝ち上がったのは、現IWGPジュニアチャンピオンのKUSHIDA と、現GHCジュニアチャンピオンの金丸。まさに、頂上決戦という形になりました。私、この対戦は、予想できませんでした。だって、チャンピオン同士が戦ったら、負けた方は、選手だけでなく、団体自体も、「あっちの団体の方が強い」と印象付けられてしまい傷つきますからね。で、勝ったのは、KUSHIDA。しかも、堂々のギブアップ勝ち。新日本とノア 色々な意味で、差がついてしまったようです。
トーナメント以外にも、「神の子」ミスティコが、名前をカリスティコと変えて登場するメキシコCMLLの6人タッグマッチは、非常にハイレベルな戦い。JRヘビーの醍醐味満喫しました。
「JRの祭典」として、合格点の戦いを見せた今回の大会。次回は、若武者の出場を期待したいものです。