プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

ジュリエット•ビノシュ「5月の花嫁学校」

2021-06-25 09:16:50 | 日記
ヒューマントラストシネマ有楽町で上映中の
「5月の花嫁学校」です。

1967年のフランス•アルザス地方の家政学校を舞台にした物語。
18人の少女たちが入学したヴァン•デル•ベック家政学校。
年々減る入学者数に、校長のポーレット(ジュリエット•ビノシュ)
の悩みは深い。
夫のロベールが経営者。
さらに、夫の妹のジルベルトが料理長。
講師として、修道女のマリー=テレーズがいる。

良妻賢母を良しとする校風。
当然、生徒たちは反発するが、お金も学歴もない彼女たちは
従うしかなかった。
ある日、ロベールが急死。
莫大な借金が遺された。
原因は馬!
「女の方が良かった」
嘆くポーレット。

破産寸前の学校を救うため
銀行を訪れると、そこにいたのは
戦争で死に別れたはずの恋人。
ピンチ脱出!
そして•••

もうすぐ50歳になろうとするジュリエット•ビノシュ
美しかった!
熟女の魅力満載です。
「自由」に目覚めたポーレットと生徒たちのシーンで
映画は終わります。
でも、わずか50年ちょっと前のフランスに、こんな状況のところが
あったとは•••
ちょっと驚きました。

井上ひさし「キネマの天地」

2021-06-24 09:28:05 | 日記
新国立小劇場で上演中の
「キネマの天地」です。
井上ひさし作品。

劇場に集められた4人のスター女優。
監督から 大作映画の読み合わせということで
呼ばれたのだが、実は別の目的が。
去年、舞台上で不慮の死を遂げた大女優•松井チエ子を殺害した犯人を
見つけようと、夫でもあった監督が招集をかけたのだ。
果たして、犯人は、この4人の中にいるのか
というお話。

4人の女優を演じているのは
趣里 鈴木杏 那須佐代子 高橋恵子の4人。
若手清純派女優 妖艶ヴァンプ女優 日本のお母さん 掛け値なしの大スター
若い順に登場してくるのだが、互いに相手を揶揄し、鞘当てを演じる。
それが、めちゃくちゃ面白い。

監督(千葉哲也)が、助監督(章平) 大部屋俳優(佐藤誓)の
助けを借りて 4人の女優陣を犯人と疑う動機について語り始めるのだが
仲の悪いはずの4人が一致団結して
動機を次々と論破する。
ここも、テンボ良く面白い。

この後、物語は二転三転するのだが
それは想定内で、展開は読める。
が、会話の面白さは、井上作品の真骨頂。 
楽しませて頂きました。


大竹しのぶ&明石家さんま「漁港の肉子ちゃん」

2021-06-23 09:18:09 | 日記
川崎チネチッタで上映中の
「漁港の肉子ちゃん」です。
さんまプロデュースのアニメ。
主人公肉子の声を大竹しのぶが
娘のキクコの声をCocomiが担当しています。

まだ封切りされて間もないと思っていたのですが
1日1回しか上映していない。
あまりヒットしなかったのでしょうか。
さんまさんが「作るのに2年かかった」と仰ってましたから
もうちょっと上映回数増やしてあげればいいのに•••
客席は満員でした。

西加奈子さん原作の このアニメ。
彼女らしい 泣き笑いありの楽しい作品でした。

映画は、まず肉子の半生を紹介。
男に尽くしては裏切られる肉子。
今は、東北の漁港で、小学生のキクコと2人暮らし。
焼き肉屋で働いている。
一方、しっかり者のキクコ。
でも、友達同士の争いに巻き込まれたりもする普通の小学生。
変顔をする二宮という男の子と友達になる。
二宮の仲良しは、松本と桜井^_^

そんなある日、キクコは、肉子に新たに好きな人ができたと思う。
恋が終わると、また、新しい土地に行かねば•••
心配するキクコ。
そして•••

さすが大竹さん
肉子のイメージにピッタリ!
楽しめる映画でした。


紅ゆずる&横山由依 「熱海五郎一座」

2021-06-22 10:09:12 | 日記
新橋演舞場で上演中の
「熱海五郎一座 jazzyなサクラは裏切りのハーモニー〜日米爆笑保障条約〜」です。
昨年、コロナ禍で中止になった舞台を、1年後に上演。
ゲストは、元宝塚の紅ゆずるとAKBの横山由依です。

舞台は第二次世界大戦末期。
場所はサンフランシスコのジャズバー。
日系人バンド ツインズが演奏しているところに
大統領声明が流れます。
「アメリカは戦争に負けた!」
驚くメンバーたち(三宅裕司 小倉久寛 ラサール石井 春風亭昇太 横山)
そんななか、日本からマツカサ元帥(渡辺正行) と元星中佐(紅)が乗り込んでくる。
彼らの狙いは、ニューヨークのサクラ(横山 二役)と呼ばれるアメリカ側のDJを探しだすこと。

この後、物語は二転三転。
元帥と中佐が、バンドメンバーに「敵性語を使うな」と
全て日本語で喋らせる場面など、多くのギャグシーンを散りばめた作品。

毎回前説を務める ラジオ局オーナー役のアズマックスのメンバー紹介から
カーテンコールでの、メンバーの笑いを交えた近況報告まで
サービス精神満載の公演でした。

菅田将暉&有村架純 「コントが始まる」

2021-06-21 09:54:35 | 日記
もう1日 テレビのお話です。
一昨日の土曜日最終回を迎えたのが
「コントが始まる」

菅田将暉演じる春斗が、高校時代の仲間だった潤平(仲野太賀) 瞬太(神木隆之介)
とコンビを組んで始めた「マクベス」
結成10年を迎え、先も見えてきたなかで
彼らは解散を決意する。
「解散ライブ」に向けて動き出す彼ら。

一方、バイト先のファミレスで、彼らに出会った里穂子(有村架純)
前の勤務先で、心に傷を負った里穂子にとって、「マクベス」は
心の支えとなる。

彼らを取り巻く人々として
高校の同級生で、潤平の恋人の奈津美(芳根京子)
里穂子の妹で、同居しているつむぎ(古川琴音)
彼女の働くスナックは、瞬太の行きつけ。
潤平たちの高校時代の恩師で、「マクベス」の名付け親•真壁(鈴木浩介)
ファミレスの店長•恩田(明日海りお)
らが登場する。

私、最初は、コントグループを巡るコメディドラマかと思っていたのですが
28歳の若者たちの青春ドラマでした。
それはそれで、オジサンとしては、若い頃思い出して面白かった。

なんといっても、高校時代のノリで共同生活を続ける3人
羨ましいですよね。
ああいう楽しい日々、私も、もう一度体験したいと思います。