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プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

宝塚花組 柚香光&星風まどか「うたかたの恋」

2023-03-16 09:44:52 | 日記
宝塚劇場で上演中の花組「うたかたの恋」です。
何度も再演されている名作ですが
にわかオタの私は、初見です。

オーストリー帝国の皇太子ルドルフと男爵令嬢マリーの悲恋物語。
政略結婚の妻と冷え切った生活を送っていたルドルフのもとに現れたマリー。
あっという間に恋に落ちた二人。
皇太子の座も投げ打ち、マリーと新しい生活を送りたいルドルフですが
ハプスブルク家が、そんな行為を許すはずもなく、悲しい結末を迎える
というお話。

舞台は、華やかな舞踏会のシーンから始まります。
周囲の目を気にせず、踊るルドルフとマリー。
が、この時、ルドルフは覚悟を決めていた。
その決意に黙って従うマリー。
物語は、二人の出会いに遡る。

うまい出だしで、思わず引き込まれてしまいました。
一途にマリーを想うルドルフ
一筋にルドルフを信じるマリー
柚香光&星風まどかが、この二人の心情を見事に
舞台上で演じてくれました。

トップコンビを、
責任のない立場で、暮らしを謳歌するルドルフの従兄弟ジャンを演じた水美舞斗らが
支えて、面白い作品に仕上がってました。

後半のショータイムは、ブロードウェイミュージカルの名曲が流れ
ミュージカルファンとしては、ご機嫌なショーでした。

ナイロン100℃ ケラ「Dont Freak Out」

2023-03-15 11:20:15 | 日記
下北沢スズナリで上演中の「Dont Freak Out」です。
ナイロン30周年記念公演。
回を重ねて48th Session ということ。
私、いつ頃から観ているのでしょうか。

ナイロンの前身「健康」の頃は、ナンセンスコメディものが
主流で「ウチハソバヤジャナイ」でしたか、あの手のものは観てません。
ナイロンになってから、作品によっては観るようになった。
ここ10年くらいは、大体観ております。
相変わらず、ナンセンスコメディものもありますが、その作風の豊富さは
素晴らしいと思います。

今回は、松永玲子と村岡希美が姉妹を演じます。
2人は、天房という医者の屋敷に勤める女中。
舞台は、彼女たちの住む女中部屋で進んでいきます。
気狂い扱いされて、地下室に閉じ込められている主人
大奥様 お坊ちゃんなど、ちょっとおかしな登場人物が
登場するあたりは、ケラらしさが満載。
ホラーテイストもあり、予測つかない物語は、進んでいきます。

スズナリという狭い空間で、2時間20分ノンストップの舞台は
観るこちらとしても、かなり辛いのですが、ケラワールドに
段々と引き込まれてしまいました。
劇団メンバーが、個性溢れる芝居を観せるなか、
客演のお嬢様役•松本まりかの存在感が光ってました。

長澤まさみ「コンフィデンスマンJP」

2023-03-14 09:05:56 | 日記
マスクを外してもOK
ということになりましたが
基礎疾患のある私、まだしばらくは着けていようと思います。
それに、劇場などは、まだ着けないとダメだし
着けたり取ったりも面倒くさいですしね。
花粉も酷いし、しばらくは現状維持の日常を続けようと思っております。

そんなこんなで、イマイチ外出する気にならない今日この頃
私を癒やしてくれるのは、TVer。
このところ、古いドラマの特集をやってくださり
楽しんでいます。

「コンフィデンスマンJP」
長澤まさみ&東出昌大&小日向文世の詐欺師トリオが活躍するドラマ。
五十嵐こと小手伸也も、良い味出してます。
私、映画版は観たのですが、テレビドラマとして放送されていた頃は
観ていなかった。

まず、特筆すべきは、長澤まさみの可愛いらしさ!
私が観たのは「映画編」と「ドクター編」ですが
女優に扮したシーンなど、あまりの可愛いらしさに
思わず見惚れてしまいました^_^
映画狂のワンマン社長に扮する佐野史郎も笑わせてくれましたし
さすが、古沢良太!
というドラマです。


「大相撲初日」&「WBC」

2023-03-13 09:46:55 | 日記
昨日は、昼間少しお出かけ。
夕方からはテレビの前でスポーツ観戦。

まずは大相撲。
初日は、北の富士&舞の海コンビを楽しむのですが
今場所は、北の富士さんが休場。
「ご都合により」とアナ氏は言ってましたが、本当にご都合なら良いのですが
お年がお年だけに心配。
スポーツ紙のコラムも休載のようですし
来場所にはお元気な姿を見せて欲しい。
北の富士さんのいない放送は
「クリープを入れないコーヒーみたい」(古い^_^)

肝心の相撲は、順調に勝っていった上位陣。
が、最後3番
豊昇龍 若隆景 貴景勝と枕を並べて討ち死に。
特に横綱がかかる貴景勝。
翔猿の大して強烈でもない叩きにバッタリ。
いきなり追い込まれてしまいましたが、ファイト!

その後はWBC。
初回に大谷の3ランが飛び出し、そのまま圧勝。
16日からは1戦必勝のトーナメント。
贅沢な悩みですが、ここまでほとんど危なげないのが
かえって心配。
後3試合、必ず窮地に追い込まれる場面はあるでしょう。
そこを、どう切り抜けるか。
栗山采配に期待しましょう。

「WORTH 命の値段」

2023-03-12 10:45:45 | 日記
東宝日比谷で上映中の「WORTH 命の値段」です。
2001.9.11 アメリカで起きた同時多発テロ。
その遺族たちへの補償金。
「命の値段」を決めるために尽力した
ケン•ファインバーグという弁護士の奮闘ぶりを描いた作品。
あの惨劇から、もう20年以上が経過したんですね。
そう言えば、昨日は3.11。
あの大地震から12年が経過した。
この2つの出来事は、皆の心のなかに、ずっと残り続けるでしょう。

映画は、ファインバーグが大学で
「人生はいくらに換算できる?」と講義しているところから始まります。
彼は、こうした問題の専門家。
幾つもの訴訟を和解に導いた実績を持っている。
9.11の多発テロが起きた時も、誰もがやりたがらない「汚れ仕事」に
率先して手を挙げ、無報酬で特別管理人の職務を引き受けた。

が、独自の計算式を用いて、遺族との説明会に臨むが
大反発を受けてしまう。
遺族の一人、ウルフという男が、紛糾する場を収めるが
彼も、ファインバーグの提案には不賛成だった。
遺族たちの信頼を集めるウルフ 一方、反感を買うファインバーグ。
時間だけが過ぎていき•••
という映画。

当たり前の話ですが、遺族の感情を逆撫でするような交渉がまとまるわけがない。
そういう意味では、ファインバーグが反感買ったのも、致し方ない。
アメリカでは、収入がものを言うそうですが
やはり最後は、洋の東西を問わず、心の部分が一番大事ということでしょうか。