2015年(H27)8月25日 和田駅ー>四ツ小屋駅 約6.9Km
昨夜はけっこう冷え込んだ、夏用のシュラフなのだが寒くて目が覚めた。
最低気温は15度だった。午前5時半に起きだし空を見上げると「おお、今日も良い天気だ」

道の駅に隣接する公園の芝生に朝日が差し込み緑が輝くように美しい。

朝食は昨日スーパーで買ったコッペバン一個と缶コーヒーだけ。
今日のスタート地点の和田駅へ行き車を停める。

雲はあるが爽やかな秋空。
だが早朝ということもあり風が冷たい、Tシャツ一枚ではちょっとつらいが日中は暑いくらいになるだろう。
駅前で記念の写真を撮る。

それにしてもこの格好は、、、
これから田んぼの草取りに行くというのではない、たんにファッションセンスが無いだけ。
広い空、白い雲。写真をワイド画面にしただけでは伝わりにくい開放感のある風景だ。


竿灯を描いたマンホールの蓋。

そして町中にもごく普通に道祖神が祀られている。


実った稲の向こうをこまち号が見える。

遠くの山の陰に風力発電の風車が見えている、秋田市の周辺にはかなりの数の風力発電機がある。

日本海からの風がこのような形でエネルギーとして使えるようになるとは昔のひとは考えもしなかっただろう。
田んぼの道を歩いているとなにやら墓のようなものがある。

近づいてみると「七庚申」と書いてある。
帰宅してから調べてみるとこれは中国の道教からきている「庚申信仰」の塚なのだそうだ。

いくつもの塚が建っているが左端のものが最新のものらしい。

他の塚は「明治○○年」「昭和○○年」とあるのに、この塚だけ「西暦二〇〇〇年、平成十二年七月一日」と、西暦も刻んであるのが面白い。
西暦二〇〇〇年は記念すべき年だったんだろうな。
この辺は以前は「雄和町」だったのだとマンホールの蓋で知る。


四ツ小屋駅への案内が見えてきた。向こうには大型ショッピングセンターも見えている。

秋田市の中心が近づいて来たが回りは田んぼが広がっているだけだ。

日差しが強いが風があるので快適に歩ける。
四ツ小屋駅の近くの田んぼのあぜ道で一休みしながら電車の写真を撮る。

四ツ小屋駅が見えてきた。


やっと四ツ小屋駅に到着。時刻は10時ちょうど。


まさに”小屋”のような駅舎の無人駅であった。
