腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



おまっとさんでございました。(愛川欽也風)

久しぶりの“映画と腕時計”。


昨夜、日曜洋画劇場で放送された『ナイト&デイ』を観ていて、ハッと思いついた次第。

こちら↓


『ナイト&デイ』(2010年アメリカ公開)

監督は『17歳のカルテ』や『アイデンティティ』を手掛けたジェームズ・マンゴールド。

主役はDVDのジャケットを見てもお分かりの通り、トム・クルーズとキャメロン・ディアスのW主演。
2001年公開の『バニラ・スカイ』以来の共演です。

派手なカーチェイス、バイクチェイス、ガンアクションありでスピーディでスリリングな展開のスパイアクション映画。


平凡な女性ジューン・ヘイヴンス(キャメロン・ディアス)は、空港で出会った笑顔がとびきり素敵な男性ロイ・ミラー(トム・クルーズ)に胸をときめかせる。
しかし、恋の予感は一瞬にして怒涛のパニックへ。ジューンは嵐のような大事件に巻き込まれていく。
ミステリアスなロイの背後には、巨大な陰謀の影が...。
しかも、この予測不能で危険なロイと行動を共にすることだけが、ジューンに残された生き延びる方法だった!


その主演の一人、キャメロン・ディアスの着けている腕時計は、冒頭の1分15秒あたりからハッキリと大写しではありませんが、チラチラと全編を通してずっとスクリーンに映し出されています。
こちら↓




こんな感じで。



ROLEXのサブマリーナ・デイト(Ref.16610)です。

女性がサブを着けているのはとても珍しいので、結構目を引きます。
しかも結婚式用のドレスを着ている時も、ビキニを着ている時も常に腕に着いています。(笑)

女性が大型のスポーツウォッチを着けるの...アリですね。


で、相方のトムが着けている時計は逆にほとんどスクリーンに写りません。

本編の5分の4くらい経ったスペインでのシーンで携帯を確認するロイの腕にクラスプ(バックル)部分が写ります。
こちら↓





タグですな。

これだけじゃサッパリ分からないので、関連サイトを探してみると...

ありました。

こちら↓


タグ・ホイヤー カレラ ツインタイム(Ref.WV2116.FC6181)

このサイトの管理人さんによると「DVDを観たおかげでトムの時計がわかりました」と書かれていた...


あれ?

どこかに写ってた!?

見逃してたのかしら(汗)...



ま、とにかくスカッと爽快のストーリーなので、気軽に楽しめます。

昨夜観なかった方、TSUTAYAへGO!



『マスク』の頃から比べると、C・ディアスも年取ったなぁと思う腕時計修理専門店トゥールビヨン店主

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『ボーン・レガシー』観てきました。

ロードショー中なのでもちろん詳しい内容は書けないが、マット・デイモン主演のシリーズ『ボーン・アイデンティティ』、『ボーン・スプレマシー』、『ボーン・アルティメイタム』のスピンオフ・ムービーだが、完全に別の話かというと、そうでもなく、微妙な具合でジェイソン・ボーンの話とカブっている(並行しているいると言った方がいい)ので、ボーンシリーズを観ていない人がいきなりこの映画を観たら何が何だかイマイチ理解できないかもしれない。

脚本は4作とも同じ人なので、その辺の絡ませ具合が絶妙。


絶妙だが、映画の総評は...


70点くらいかなぁ。

派手なアクションは後半のマニラロケだけだし、やはりストーリーが複雑で気楽に楽しむにはちょっと...って感じでした。
が、ボーンシリーズ独特の雰囲気はあったし、次回に繋がる可能性を十分感じました。
次回作はジェイソン・ボーンとアーロン・クロスの共演が観たいと思いました。



で、映画と言うと、やっぱり“映画と腕時計”でしょう。

今回の『ボーン・レガシー』の主人公アーロン・クロス(ジェレミー・レナー)の腕時計が冒頭からチラチラとスクリーンに映し出されますが、メーカー名、モデル名は確認できず。
(ジェイソン・ボーンはタグのリンククロノグラフ使用)
青い文字盤だったので、一発目に画面に映った時「レビュー・トーメン!?」と思ったが、確信は持てず。

ネットでコソコソ調べたら、ありました!
こちら→http://www.watch-id.com/sighting/black/iwc-pilots-watch-double-chronograph-top-gun-jeremy-renner-the-bourne-legacy.html

IWC!?
パイロットウォッチ ダブルクロノグラフ トップガン(Ref.IW379901)!?

映画冒頭で写った時計はこれじゃなかったような...
まあいいや。


途中でフィリピンのマニラの製薬工場の看守(所長?)からパクッた腕時計が金無垢のROLEXデイトナ。
これはすぐ分かった。


ま、そんなとこですかね。




『ボーン・レガシー』観に行くなら、まず必ずボーンシリーズを復習してからでお願いしたい腕時計修理専門店トゥールビヨン店主

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割としっかりと雨が降っている大阪です。
気温もちょっと高いようです。

豪雪地帯にお住まいの方はなだれには十分ご注意くださいませ。



田中防衛大臣の行く末が気掛かりっちゃあ、気掛かりなんですが、特にこれといった話題もないので、久々ですが...



映画と腕時計

本当に久々。

第38弾。


今日ご紹介の映画はこちら↓


『ハートブルー』(原題POINT BREAK)

かなり古い映画で申し訳ないが、1991年公開。
監督はジェームズ・キャメロンの元奥さん、キャスリン・ビグロー。
製作総指揮にJ.キャメロンが就いています。

主演はブレイク前のキアヌ・リーヴス、パトリック・スウェイジなど。

あらすじは...
ハーバード大学出のエリートFBI捜査官のジョニー・ユタ(キアヌ・リーヴス)は、ロサンゼルスのベニス・ビーチで続発する銀行強盗の調査をベテラン刑事のパパス(ゲイリー・ビジー)と共に任される。犯行は歴代大統領の覆面を被り、わずか一分半で盗みを終えるプロフェッショナルによるものだった。二人は事件の場所から犯人をサーファーであると推測し、捜査を開始する。

彼は早速、囮調査のためサーファーに成りすまし、強盗団のリーダーであるボーディ(パトリック・スウェイジ)と女性サーファーのタイラー(ロリ・ペティ)に出会う。ボーディは、ジョニーが大学生時代にフットボールのクォーターバックとして活躍していたのを知っており、そのこともあってジョニーはすんなりとサーファーグループと浜辺でのフットボールやサーフィンで絆を深め合っていくことが出来た。そしてタイラーとも恋人同士の関係になっていくのだった。

ある日パパスとジョニーは同じ車に乗っていた。パパスが「何か食い物を買ってこよう」とファーストフード店へと向かう。そしてその瞬間にジョニーは覆面の強盗集団の犯行を目撃する。すぐさま車で後を追うジョニーだったが、間一髪のところで逃げられてしまう。ジョニーはこの強盗集団をボーディたちのグループではないかと疑うようになる。

互いに追う者と追われる者であることに気が付いたユタとボーディは...


大ヒットした『スピード』よりも3年前の若き日のキアヌが初々しい。

サーフィンやスカイダイビングのシーンはハラハラドキドキ。
ファン必見の一本。


で、登場する腕時計ですが、映画の冒頭6分15秒、銀行強盗グループが銀行を襲撃する前、車の中で時間をチェックする時に画面に大写しになります。

これ↓


ブライトリングですな。
デジアナ。

ブライトリングのデジアナといえば、エアロスペース、B-1、エアウルフなどが有名ですが、これは結構前のモデル...プルトンか?
文字盤のデジタル位置はプルトンと良く似ているが、ベゼルの形状がちょっと違う気もする。
ま、ブライトリングなのは間違いないということでご勘弁ください(汗)

この映画で唯一確認できたのがこの一本です。

寒い冬に真夏のロスの映画を見てスカッとしてみては?



サーフィンは未経験だが、ボディボードは何度かある腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
マイボードは実家の納屋の隅でホコリを被っていると思われます。
もう捨てられているかもしれない...
というわけで、明日はお休みです。

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今朝は朝刊の休刊日だし、阪神がヤクルトに3タテ食らうし、特に話題のネタもないので久々に“映画と腕時計”をします。


今日紹介の映画はこちら↓


『身代金』

やや古い感がありますが(汗)

1996年製作。
監督は『バックドラフト』、『アポロ13』、『ダ・ヴィンチ・コード』などでお馴染みのロン・ハワード。
主演は、これはW主演と言っていいかもしれないメル・ギブソンとレネ・ルッソ。
悪役には『フォレスト・ガンプ』、『グリーンマイル』などの個性派俳優ゲイリー・シニーズ。

あらすじは...
新興の航空会社を経営する実業家トム・ミューレン(メル・ギブソン)にとって、リスクを伴う危険な取り引きなど日常茶飯事だった。
しかし、9歳になる一人息子が誘拐され、FBIの救出作戦が失敗に終わったとき、彼は人生で最も危険な賭けに出る。
天性の勘と強靭な精神力を武器にビジネスで勝利を手にしてきた彼が、最愛の息子を救うためにとった大胆な手段。
果たして彼は息子を無傷で取り戻すことができるのか、それとも全てを失ってしまうのか!?

徐々に犯人グループの仲間割れも始まり、ハラハラドキドキの展開。




最近私生活でも何かとトラブル続きらしいメル。

好きな俳優でもあるので、頑張ってスクリーンに戻って来て欲しいもんです。


で、そのトムを献身的に支える妻ケイト(レネ・ルッソ)が着けている腕時計が映画の後半(1時間20分23秒あたり)でドカンとUPで映ります。
『リーサル・ウェポン3』でも共演しているので息ピッタリ。



レネ・ルッソかルネ・レッソかいつも迷う。

こちら↓


出ました!

どこからどう見てもレベルソ。
ジャガー・ルクルトです。
これは間違えようがない!(←自信満々(笑))



こんな感じで文字盤をケースごと横にスライドさせてペロンとひっくり返すことができます。
上の写真は裏側がスケルトン仕様になってますが、もちろん裏スケになってないモデルもあり、裏側にメッセージを彫り込んだり彫刻したりもできます。
裏返すともう1つ時計が出てくるウォークマンのWカセットのようなモデルもあります。
どのタイプも高級なのに違いはない。


CG技術がまだそんなに普及していないこの頃のハリウッド映画が一番好きかも。
役者も体張ってやってます。

秋の夜長にオススメの作品。


最近全然映画館に行ってない腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
というわけで、明日と明後日はお休みです。
『くまのプーさん』でも観に行くか!(←うそつきました)

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昨年11月29日のブログで映画『パリより愛をこめて』のW主演のジョン・トラボルタとジョナサン・リース=マイヤースのうち、ジョンの腕時計はご紹介したのですが、その後、ジョナサンの腕時計はエンポリではないか?教えやがれ!とお問い合わせのコメントを65万通ほどいただきました。(←ウソばっか)

東北より愛をこめて様、Mat様、大変お待たせ致しました。
当局の調査機関が重い腰をやっと上げました。

映画はこちら↓


詳しくは2010年11月29日のブログをご覧ください。


で、ジョナサン扮するパリの在仏アメリカ大使館で働く見習いCIAエージェント、リースが着けている腕時計が劇中に出てくるシーンがこちら↓


あぁ、このラブラブの彼女が実は...

あ、いや、腕時計でした(汗)

UPが↓


このシーンの他にチラチラと映りますが、ドカンとアップにはなりません。

で、肝心のこの腕時計がどこのモデルなのか?

...わからんなぁ(汗)

東北より愛をこめて様がエンポリオ・アルマーニではないか?とコメントいただいていたので、ヤホー!でエンポリの腕時計を検索してみることに。




こ、これか!



エンポリオ・アルマーニ クラシッククロノグラフ AR0284 定価35000円


ケース形状といい、ラグの形状といい、プッシュボタンの位置といい...

こ、これだな。
間違いない。

これにしておこう(←なにそれ!?)


しかし東北より愛をこめて様、この時計がよくエンポリじゃないか?と思いましたねぇ。
関心します。
関心し過ぎてそのコメントの返事に「ジョナサン・リース=マウヤース」と名前を間違えて書いてるし(汗)

是非うちの“映画と腕時計”の腕時計調査エージェントとして雇いたい逸材。
ま、雇うと言っても給料は出ませんが。


東北より愛をこめて様、Mat様、こんな感じでよろしかったでしょうか?
また気になる映画の中の腕時計がありましたらコメントくださいませ。(難しいのはイヤよ)


1つ肩の荷が下りた、と思ってブルーレイのジャケットを見直すと...


ジョナサン・リース・マイヤー“”!!


ゲゲゲ!
マイヤーズが正しいの!?

今の今まで気が付かなかった腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
ということで明日は定休日です。

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4月5日のブログのコメントでモーリ様から「映画『クロッシング』でドン・チードル演じるタンゴが着けている腕時計が何か?」というご質問をいただき、昨日やっとその映画を見ました。
モーリ様、大変お待たせ致しました。
決して忘れていた訳ではございません。

こちら↓


『クロッシング』(日本公開2010年10月)

3人の刑事。1つの事件。それぞれの正義が交錯する...。


監督は『トレーニング デイ』のアントワン・フークア。

ニューヨーク、犯罪多発地区ブルックリンで働く3人の刑事たち。
退職目前のベテラン警官エディ(リチャード・ギア)は野心や情熱を抱くことなくひたすら無難に過ごしてきた自身の警官人生に空虚感を感じていた。
一方、麻薬捜査官のサル(イーサン・ホーク)は病弱な妻と子供たちに約束した新居の購入のため、金の工面に奔走していたが、麻薬捜査の度に目にする大金を前に自らの正義感の間で大きく揺れていた。
そして、危険な潜入捜査官の任に就くタンゴ(ドン・チードル)は、自分の人生を犠牲にせざるを得ない状況に疲弊していく中で、潜入しているギャングのボス(ウェズリー・スナイプス)の人間味に魅かれ始めていく。
決して交わるはずのなかった3人の刑事たち。
ある日起きた警官による強盗殺人事件をきっかけにそれぞれの“正義”は思わぬ形で交錯する。
3つの不揃いな正義がぶつかった先には、衝撃の結末が待っていた...。

大物役者が勢ぞろいしたクライムサスペンス。


映画の感想は...

見終わった後、ゲンナリしてテンションが下がってしまいました。
爽快感や痛快感は全くなし。
映画全体が暗く陰鬱で、終わり方も気持ちをズンと沈みこませるエンディング。
麻薬、売春、暴力、人種差別、貧困というアンダーグラウンドなテーマが映画全体をより一層暗くさせています。
それがリアリティなのかもしれないが、この映画を観て「ニューヨークに行ってみたい」と思わなくなる人もいるはず。
『ブラックレイン』を観て、「大阪に行ってみたい」と思わなくなったのと同じ。
ダークさが最初から最後まで物語を支配しています。

40点くらいかなぁ。
(厳しい?)
だってもう一回観たいと思わないもの。


で、問題のタンゴの時計ですが、映画を通してチラチラと写るんですが、なかなかアップになってくれない。
クロノグラフってのは間違いないが。
一番のアップのシーンが冒頭から22分08秒のこのシーン。
こちら↓


ケースの大きさ、形状、ブレスデザインから察するに、恐らくブライトリング・フォー・ベントレーのベントレーGTではないかと思われます。
これ↓
 ベントレーGT Ref.A362G80BRC 定価69万3000円

このSSブレスモデルではないかと...

違うかなぁ?
ちょっと違うような気もするなぁ。
違ったらごめんなさい。

映画と同じでモヤモヤ感が否めない結果となってしまいました。


こんな感じで今日のブログのエンディング(笑)


リチャード・ギアのジジイっぷりにちょっと愕然とした腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
『愛と青春の旅立ち』や『プリティ・ウーマン』の印象が強いからなぁ。
そう言えば、先日昼のワイドショーでチラッと出てきたマイケル・ダグラスもヨボヨボだったし。

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おかげさまで体調は回復傾向にあります。
90%位まで戻りましたでしょうか。

水曜日の休みに医者に行って注射してもらお。


今日は特にオモローなネタがないので、久々に“映画と腕時計”をお届けします。


“映画と腕時計”の第35弾でご紹介するのは『パリより愛をこめて』。

こちら↓


『パリより愛をこめて』
2010年フランス映画。
監督:ピエール・モレル、原案:リュック・ベッソン。
主演はご存知ジョン・トラボルタと『M:i:Ⅲ』のジョナサン・リース=マイヤースのWキャスト。

リュックならではのド派手な銃撃戦が見所のアクション物。

若き駐仏アメリカ大使館員リース(ジョナサン・リース=マイヤース)は、エージェントとしての華やかな活躍を夢見ながら地道な諜報活動に従事していた。
しかしそんな彼の生活は、麻薬捜査のためにパリに乗り込んできたCIAの超凄腕諜報員ワックス(ジョン・トラボルタ)とタッグを組まされたことで一変する。
相手に有無を言わせず銃をぶっ放すワックスに、人を撃った経験のないリースは唖然とするばかり。唯一の心の慰めは結婚間近の優しい恋人キャロリン(カシア・スムトゥニアク)の存在だ。
そんなチグハグな彼らの捜査だが、やがて二人は来仏するアメリカ政府要人の暗殺が計画されていることを知る。そして自分達しか知らないはずの情報がどこからか漏れていることも...。
裏切り者は誰なのか?そして二人は暗殺テロ計画を阻止できるのか!?


かなりドタバタ感のある雑な007といった映画でしょうか。

そしてジョン・トラボルタ、前に紹介した『サブウェイ123/激突』でもそうだったんですが、この映画でもかなりの異彩を放っております。

そんな傍若無人のワックスが着けている腕時計が、なんとブライトリングのクロノマット。
そしてちょっとした仕掛けが装備されています。(ジェームス・ボンドのシーマスターに対抗したのか?)

映画開始から44分29秒でいきなりスクリーンにドン!とアップで出てきます。

こちら↓
 ブライトリング クロノマット

なんと文字盤がスライドして液晶モニターが出てきます。

“送信中”の文字が...

どこへ送信中かというと、こちら↓


NASAのイーグルアイ(軍事スパイ衛星)です。

そして↓


グローバルサテライトに接続して逃げた犯人の位置を特定してます。


凄い機能を付けたブライトリングだなぁ、と思っていたら、その後、子供のギャングにその腕時計を奪われてしまいます。
が、ワックスはリースに「あれはコピー品だ!」と告げています(笑)


ま、映画の総評としては70点くらいでしょうか。
もの凄いヒマな時にレンタルしたら丁度良いくらい。(←超失礼)


ジョンのあごの割れているところが見たい!という熱心なファンには残念なお知らせ。
ヒゲで見れません。


表の姿は外交官(もしくは大使館員)だが、実は諜報員って設定にはかなり憧れる腕時計修理専門店トゥールビヨン店主

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天候も徐々に良くなってきたし、連休の中日ということで...久々に“映画と腕時計”シリーズ。

34弾目は『ザ・エッグ~ロマノフの秘宝を狙え~』

こちら↓


『ザ・エッグ~ロマノフの秘宝を狙え~』2008年アメリカ映画(2010年5月日本公開)

主演はモーガン・フリーマンとアントニオ・バンデラスの2大共演。
監督は『ピースメーカー』、『ディープ・インパクト』、『ペイ・フォワード』などを手掛けたミミ・レダー。
アクション映画では珍しい女性監督です。


伝説の大泥棒キース・リプリー(M・フリーマン)は、生涯最後の大仕事として、1個2000万ドルするロマノフ王朝の秘宝ファベルジェのイースターエッグの強奪を計画。
相棒のガブリエル・マーティン(A・バンデラス)と共に、厳重な警備システムに守られ“進入不可能”といわれる金庫への侵入に成功するが、完璧と思われた計画は次々起こるアクシデントで狂いはじめる-。
その背後にはN.Y.市警、FBI、さらにはロシアン・マフィアの謀略が複雑に絡み合っていた!
絶体絶命のリプリーの運命は!?
ロマノフの秘宝の行方は!?


こういう犯罪(泥棒)系のサスペンス・アクション映画が大好きな傾向にある店主です。

ホケ~ッと見ていると、中盤のいよいよ巨大金庫へ侵入開始する場面でいきなり画面にリプリー(M・フリーマン)の腕時計が画面一杯に大写しになります。(開始から57分45秒頃)

こちら↓


うぉっ!

慌てて巻き戻しして静止。

ブライトリングのエアウルフです。
これ↓
 ブライトリング エアウルフ Ref.A783C11KBA 50m防水 クォーツ

2006年にプロフェッショナル・ラインに加わった多機能モデル。
スプリット計測と積算計測が可能な1/100秒クロノグラフをはじめ、カウントダウン、第2アラーム付き第2タイムゾーン、UTCなどの機能を搭載。

ちなみにお値段はカーフベルトのモデルで38万8500円、SSブレスモデルで42万5250円也。


マーティン(A・バンデラス)も同じモデルをしてました。
ほほぅ~、と思いながら続きを見ていると、次に金庫の警備員の腕時計が58分24秒にドカン!とUPになります。

これ↓
 カシオ

カシオのデジタル時計です。
型名不明。
1万円前後でしょう。

そして後半1時間24分10秒あたりで、マーティンの腕時計がチラリ。
金庫に侵入した時と違う時計です。

こちらのシーン↓
 

インターのアクアタイマーですな。

こちらのモデル↓
 IWC アクアタイマー スプリット・ミニッツ・クロノグラフ Ref.IW372304 120m防水 自動巻き

4時位置のインナーベゼル操作用リュウズが、クロノグラフのリセットボタンを兼務。
クロノ機能に加え、スプリット・ミニッツ・フライバック針を備える世界初のダイバーズです。

ヤラシイ話ですが、お値段の方は103万9500円也。
7桁いっちゃってます。

映画の内容はどんでん返しの後、もう一度どんでん返しが待ってます(笑)

75点くらいかなぁ。
個人的にA・バンデラスがあまり好きじゃないというのがマイナス10点ほど加味されています。(ファンの方、申し訳ない)

ま、レンタルして見るなら損はないと思います。
秋の夜長に是非ご覧下さい。


どんでん返しのどんでん返しって結局何も起こらないってことじゃないのか!?と書いてて思ってしまった腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
そんなこたぁない、ちゃんとひっくり返ってます(笑)

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昨日、無事に奪還(?)してまいりました。
これ↓
 『ボーダー』のDVDとSuperflyのCD

ご迷惑とお手数をお掛けしました。
マリアナ海溝より深く反省。

届けてくれた方、あなたは素晴らしい人だ!
ありがとうございました。


早速帰ってCDをiPhoneに落として、『ボーダー』を観ました。


...ということで、ご無沙汰しております!

「もうこのシリーズ止めたのか?」と思っていた方も多いはず。
店主自身も忘れていた...訳では決してありません。

『映画と腕時計』シリーズ!
ここに完全復活!
その33弾!


で、今回ご紹介する映画は『呪怨』。


...ではなく、もちろん『ボーダー』。(↑何で『呪怨』やねん!)
こちら↓
 『ボーダー』2008年日本公開

監督は『88ミニッツ』のジョン・アブネット。
主演は12年ぶりの共演となった(95年公開の『ヒート』以来)名優ロバート・デニーロとアル・パチーノ。

渋いオッサン二人の絆の深さを感じるサスペンス物。
『ヒート』の時と比べると確実に老けております↓


<ストーリー>
20年以上コンビを組んできたNY市警のベテラン刑事、ターク(ロバート・デ・ニーロ)とルースター(アル・パチーノ)。
共に社会の闇に潜む犯罪者を捕らえてきた。お互いの全てを知り尽くしたパートナーとして固い絆で結ばれていた二人。
ある日、犯行現場にメモ紙に韻を踏んだ詩を残す連続殺人事件が発生。
そして捜査を進めていくうちに、全ての証拠がタークの犯行を示していた...
同僚の刑事や恋人までがタークを疑いだす。
汚名を晴らすため捜査にのめり込む二人。
しかし、その先には彼らの運命を大きく変える驚愕の真実が待ち受けていた...


劇中、所々でインサートされるタークの自白VTRに騙されそうになるが、途中から真犯人が解ってしまった(笑)
が、大人の渋さ全開の大物俳優二人の演技は流石。
75点くらいでしょうか。


で、肝心の腕時計ですが、タークの腕時計のUP映像はありませんでしたが、遠目に見てオメガのスピードマスターを着けていたようです。

ルースターの腕時計は映画開始26分57秒で画面一杯に大写しになります。
これ↓


どこのブランドだか解りますか?
店主は見た瞬間一発で解った。

“チュチマ”です。
チュチマのオフィシャルサイトに同じモデルが紹介されていました。
こちら↓


クラシックラインから
フリーガークロノグラフF2
Ref.780-01
キャリバーはバルジューの7750

<チュチマ>
ラテン語で『精密な』を意味する“TUTSU”という形容詞に由来するチュチマは1845年にドイツのグラスヒュッテに創設。
1941年に世界で最初の制式軍用時計“フリーガークロノグラフ”を開発。
ドイツミリタリーウォッチの先駆者的存在です。
1985年にドイツ軍制式クロノグラフとして採用され、89年からはNATO軍パイロットにも正式採用され、現在も継続して納入されています。
チュチマ社の歴史は正に空軍パイロットのクロノグラフを作り続けてきたリアルミリタリーそのものです。

アル・パチーノ様、大事にお使い下さいませ。


久々の『映画と腕時計』でちょっと嬉しい腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
というわけで、明日は定休日です。
折角の月イチゴルフなのに台風来やがって!
誰?雨男は?

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ちょっと前の話ですが、お客様からお問い合わせのお電話をいただきました。


お客様「お聞きしたいというか、ご相談があるのですが。ブログで“映画と腕時計”というシリーズを書いてらっしゃいますね」

店主「えぇ」

お客様「映画の中で気になる時計があるんですが、ご存知かなと思いまして」

店主「はぁ、どんな映画ですか?」

お客様「『S.W.A.T.』というコリン・ファレルが主演の映画なんです」

店主「あ~ぁ、知ってますけど、ちゃんと見たことないですねぇ」

お客様「その中で、主演のコリン・ファレルが着けている腕時計のメーカー名を知りたいんです」

店主「なるほど」

お客様「時計はダイバーウォッチっぽくて、ウレタンゴムのバンドなんです」

店主「なるほど、なるほど」

お客様「文字盤が黒色でベゼルも黒です」

店主「なるほど、なるほど。今『S.W.A.T.』のDVDは持ってませんので、近日中に借りるか買うかしてチェックしてみます。暫くお時間いただけませんか」

お客様「よかったら、私のDVDを送りますが」

店主「いやいや、結構です」

お客様「では、宜しくお願いします」


という依頼を受けました。

で、先日家電量販店に行った際にDVDコーナー見てたら990円(安っ!)だったので買いました。

こちら↓


2003年公開。クラーク・ジョンソン監督。
70年代の米人気テレビシリーズ「特別狙撃隊S.W.A.T.」を下敷きに、警察の特殊部隊S.W.A.T.の活躍を描いたポリス・アクション。
数ヶ月前、ロス市警のS.W.A.T.隊員ストリート(コリン・ファレル)と相棒ギャンブルは、作戦実行中のギャンブルの判断ミスによってS.W.A.T.を追放される。処分に納得できないギャンブルが警察を去る一方で、再帰を願い甘んじて左遷を受けるストリート。そして今、彼はホンドー巡査部長率いる新チームのメンバーに選ばれ、過酷な訓練を乗り切り、晴れてS.W.A.T.に復帰した。やがてその新チームに麻薬王アレックス護送の命令が下るが…。
(ヤホー!映画より)


お客様の知りたい腕時計がこちら↓


確かにウレタンバンドでダイバーズのようです。

UPで↓


はて、どこの時計でしょう?




う~~~~っ



SEIKO?...かね?




わからん...(汗)




どなたかご存知の方はいらっしゃいませんかな?

この飛行機の中にお医者様はいらっしゃいませんか~?(←なんで?)


<急>

優秀な探偵を求む!

ついでに優秀な探偵秘書も求む!

最近、秘書(岡部まりさん)が夏の参院選に民主党から出馬すると宣言したので、週代わりで交代してます。
先々週がこちら↓


左から秘書代理のたむけん、西田局長、特別顧問の“浪花のモーツアルト”キダタロー。

そして一昨日がこちら↓


秘書代理が麒麟の田村で以下同文。


ご依頼の腕時計、せめてもう少しUPで画面に出てきたら何とかなったかもしれません。


勉強不足で申し訳ない!
マリアナ海溝より深く反省。

配給会社のコロムビアピクチャーズに電話して聞いてみようかな?
104で調べたら番号教えてくれますかね?


SWATのような特殊部隊には憧れるが、厳しい訓練には耐えられそうもない腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
見事にご依頼の腕時計を探し当てた方には、朝日放送から『探偵ナイトスクープ』特製の“探偵手帳”が...届かん!

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