腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



まずは先に業務連絡から。

本日29日は夕方5時で終わらせていただきます。

大変申し訳ございません。


さて、昨日のアカデミー賞の授賞式では邦画『ドライブ・マイ・カー』の国際長編映画賞の受賞で湧きましたが、その一方でウィル・スミスのビンタ騒動があったようで。

プレゼンターのコメディアン、クリス・ロックがウィル・スミスの妻の容姿をからかうような冗談を口にし、それに怒ったウィルがステージに上がってビンタした、というのが事の顛末。

ウィルの妻は脱毛症に悩まされていたそうな。

ウィルの妻、ジェイダ・ピンケット・スミスさんって、映画『マトリックス』シリーズのナイオビ役の女優さんだったんですねぇ。

知らんかった。


妻の容姿、ましてや健康上の容姿を公衆の面前でジョークのネタにされたらたまったもんじゃない。

この一報を聞いた時は「そりゃビンタの一発もお見舞いする気持ちは分かるわ!」と思った。

が、世界は今、ウクライナの戦争を目の当たりにして「いかなる暴力も許さず」という流れになっている。

アカデミー賞もしかり。

そこでのビンタはやっぱりよろしくなかったんだなぁ。


あのシーンでウィルはどう対応するのが一番最善だったんだろう?

ステージに上がって、ツカツカとクリスの面前まで行って、右手を振り上げて顔の直前で寸止め?

寸止めはかなり難しい。

やっぱりステージには上がらず、無言で冷めた目で見つめるのが良かったのか。

しかし、映像ではクリスのジョークに他の観客と一緒に笑っているウィルが映ってんだなぁ。

あれはいただけなかった。


日本の政治家先生にも当てはまることだが、先生のダメなジョーク(冗談)に愛想笑いする周りの人らにも言った本人と同罪にしないとねー。


この騒動で手を出したウィル・スミスに何某かのペナルティが課せられるとしたら、言葉の暴力を使ったクリス・ロックにも同等のペナルティを課して欲しい気がします。


では、修理品のご紹介。
こちら↓

オメガ シーマスター プラネットオーシャン 600m防水 自動巻き

東大阪市在住のS様所有。
分解掃除、テンプ調整、パッキン交換、防水検査を行いました。

ビビッドなオレンジ色のベゼルとインデックスがスポーティでありながらファッショナブルなシーマスターの上位機種、「水の惑星」の意を持つプラネットオーシャンです。

ケース10時位置には飽和潜水時にケース内に溜まったヘリウムガスを逃がすバルブも備えたプロ仕様です。

S様大事にお使いくださいませ。


これで大晦日の『笑ってはいけない』での蝶野が山崎邦正にビンタを食らわす名物コーナーが完全に無くなったと確信した腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
笑った時のお仕置きのケツバットもアウトになっちゃいます?
ということで、明日は定休日です。

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