朝からまとまった雨が降っている大阪。
小降りのタイミングを見計らって波平(フレブル♂3歳11ヶ月)の散歩を済ませました。
割と早いタイミングでウ〇チをしてくれたので助かりました。
家に帰ってきたらザーザー降り。
あぶないあぶない。
爆弾低気圧はこの後東へ移動するようです。
大きな余震があった東北地方の方々は十分な警戒を。
さて、昨日のお客様(20代前半男性)との会話。
ストップウォッチ機能の付いた国産のクォーツ時計を持って来られました。
文字盤面に小さい輪が3つ付いているうちの1つが剥がれて文字盤上をコロコロと行ったり来たりしていました。
写真は全く違うROLEXのデイトナですが、文字盤の中の黒い輪っか(インサークルと言います)が1つ剥がれたんだと思ってください。

お客様の時計のインサークルは文字盤に接着しているタイプなので、何かのショックで接着が剥がれたのが原因。
お客様「これ、直りますか?」
店主「直りますよ」
お客様「え!? どんな時計でも直せるんですか?」
店主「いや、どんな時計でもって訳ではないですよ」
お客様「この外れたヤツは直せるんですよね」
店主「直せます」
お客様「どんな時計でもいけるんすか?」
店主「いや、どんな時計でもってことはないよ。直せない時計もあるし」
お客様「この外れた輪っかは付けれます?」
店主「付けれますよ」
お客様「どんな時計でも修理できるんすか?」
...
店主「あのね、何で同じこと3回も繰り返すの?」
これ、マヂなラリー。
お客様「あぁ~...どのくらい時間かかります?」
店主「15分か20分くらいください」
お客様「早っ!! じゃあ、後で取りに来ます」
預かり札を渡しながら
店主「修理料金は聞かなくていいの~?(ニヤリ)」
お客様「あ!そうそう! 幾らですか?」
店主「たっかいよ~ (声をひそめながら)550円(笑)」
お客様「(大きな声で)安っ!!!」
悪い子ではなさそうです(笑)
3時間ほど経って戻ってきた。
お客様「直ってる!!」
では、修理品のご紹介。
こちら↓

ROLEX エアキング Ref.14000 自動巻き
分解掃除、ゼンマイ交換、テンプ調整、パッキン交換、防水検査を行いました。
そしてもう一本。
こちら↓

カルティエ パシャC Ref.2324 自動巻き
分解掃除、ゼンマイ交換、パッキン交換、防水検査を行いました。
2本共香川県高松市在住のA様所有。
上のROLEXはオールステンレスでノンクロノメーター、ノンデイトのシンプルなエアキングです。
固有番号がU品番なので1997年~98年に製造されたモデル。
シンプルがゆえに場所を問わず長年ご使用いただけること間違いなし。
下のカルティエは一般的なパシャよりも一回り小ぶりなパシャC。
リュウズカバーが印象的。
カッパー色に格子状の線が入ったお洒落な文字盤が素敵です。
A様大事にお使いくださいませ。
一体他にどんな時計を持ってるのかがちょっと気になった腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
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