1月17日。
28年が経ちました。
もう28年、いや、まだ28年...
段々と震災経験者の数が減り、震災自体を知らない若い人が増えてきています。
店主は当日、大阪湾を挟んだ対岸の実家で寝ていましたが、今までに経験したことがない猛烈な揺れで飛び起きたのを昨日のように覚えています。
近くのマンションの11階に住んでいた高校時代の友人の話では、立ってられず、キッチンの食器棚から皿や茶碗がビュンビュン飛び出してきてヤバかったと言ってました。
長居公園のそばに住んでいた職場の同僚は、地震発生の少し前に無数の鳥が一斉に飛び立つ音で「何?何?」と目が覚めたと言っていた。
「そんなことある~?」
あります。
報道番組などで震災当時の映像は目にすることはあるが、映像に残っていない震災の体験を語り継ぐ語り部が段々と減っていくのは心苦しい。
小学生の頃、田舎の祖父から戦争の話を一度だけ聞いたことがあるが、未だに覚えている。
決して映像には残っていない悲惨で残酷で生々しい話。
誰かが語り継がねばいけない。
数日前のニュースで政府の地震調査委員会が、南海トラフで今後20年以内にマグニチュード8~9級の地震が発生する確率が60%程度だと発表した。
阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、北海道地震、etc.etc...
過去の大地震の教訓を生かし、必ず来ると言われる次の大地震で一人でも犠牲者が減らせるように備えたい。
では、修理品のご紹介。
こちら↓
ブルガリ ソロテンポ Ref.ST29S クォーツ
東大阪市在住のM様所有。
分解掃除、日送り車交換、電池交換、パッキン交換、防水検査(日常)を行いました。
ブルガリの婦人用ドレスウォッチ、ソロテンポのクォーツモデルです。
ドレッシーな文字盤デザインは流石ブルガリ。
元々革のストラップ(バンド)が付いていたと思われますが、社外品の金属ブレスに交換されているようです。
M様大事にお使いくださいませ。
プーチン大統領に祖父の戦争体験の話を聞かせてやりたかった腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
ということで、明日は定休日でございます。
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