昼行灯(だった)トキの大雑把なひとりごと

クレヨンしんちゃんよりもユルく生きていた(当面過去系)私の備忘録と、大雑把なひとりごと。時々細かく語ることも。

乗り遅れたが靖国

2006-08-23 21:27:41 | ものおもい
わたくし、恥ずかしながら靖国神社の独自な歴史観というのを知りませんでした。
それを知った上で首相の参拝をどう思うかといえば、当該歴史観への賛同を示すと受け取られる行為にほかならず、であれば反対です。
(この点で、靖国参拝中止を求める諸外国に対する「ヒトをわりあい簡単に神として祀る日本の宗教習慣云々」という批判は当たらないと思う)
政教分離については、抵触すると思っています。
ただ、諸外国の要求はあまり根拠があると思えません。(国内向けパフォ&駆け引きでしょう)
それで、私的結論としては、首相たる人物には「内面の良識に従い、靖国への参拝などというパフォーマンスをしない」という選択をして頂きたいと思います。
******
ところで、あと30年くらいすれば、先の戦争の生々しい体験を記憶として持つ、であるが故に往時の戦争が「単なる外国に対する悪さでまったく無意味だった」とは思いたくない、つまりは靖国歴史観で癒されることを望む世代は、多くが鬼籍に入ることでしょう(去年そうなった父は昭和16年生まれの戦中派で、そんな彼でも幼少の空襲体験は記憶として持っていた)から、そうなれば、パフォーマンスで靖国へ参拝(遺族会の票狙い)する必要はなくなるのだろうと思います。ときの為政者が「それでも参拝する!」というなら、それはもう歴史修正主義者呼ばわりしてもよいかと。そうなってしまえば、歴史教育で反日感情を後の世代まで再生産しつづける諸外国と差がなくなって、なんつーか、「目○○鼻○○」というか。
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