12万円もするラジカセを買ってもらった小5の秋から、地元AMラジオやオールナイトニッポンなどを聴き始めた。
その中でシティポップに出会っていくことになる。麗美はそうして出会った歌手の一人。ユーミンの秘蔵っ子としてデビューし、地元番組「ラジ電」で流されたデビュー曲「愛にdesperate」、「ジャンボリクエストAMO」(放送が日曜深夜という嫌がらせのような時間帯!)にゲストで来てプロモしていったセカンドシングル「青春のリグレット」は、いずれも松任谷夫妻プロデュースで、両曲とも声色から何からユーミンの誇張モノマネのように似ていた。
どちらの曲も「切ない系」である。「愛にdesperate」は5年後くらいにあの西村知美がカバーする(意外とハマっている)が、アレンジが違う。サビのメロディを奏でる鮮烈なフォルテのピアノからイントロが入る(このアレンジも新川博!)。麗美のは、もっと静かでローテンションなシンセサウンドから曲が始まる。
「青春のリグレット」は、のちにユーミン版を聞いて驚いた。なにこのポップな軽い感じ。麗美のは重厚なストリングスのソロから入り、ひたすら切なさと寂しさに全振りしたアレンジ。私にとっては麗美版こそが正調「青春のリグレット」である。
切なく物悲しい女性シンガーの曲(例えば森高千里「Alone」)が好きになったのには、こうした原体験がある。薬師丸ひろ子「メイン・テーマ」あたりも影響している。ユーミンならズンドコ昭和特撮大作さよならジュピター主題歌「voyage〜日付のない墓標」(最近庵野がパロったアレ)のイントロのシンセの音や、「不思議な体験」の全体を包むメロウな感じもそう。ユーミン版青春のリグレットとvoyageと不思議な体験は、当時のAMラジオエアチェック音源を持っているが、配信版を購入してしまった。40年越しの原曲視聴である。
で、やはり物足りない。しかし麗美版2曲はデジタル音源としてして配信されていない。忸怩たる思いでいたが、ベストCDがAmazonにあり購入してしまった。初期2曲以外は知らず正直興味もないが、あの物悲しく寂しい、私のメランコリー気質に合う2曲をフルで聴けるのは楽しみである。CDは予定では本日着。
その中でシティポップに出会っていくことになる。麗美はそうして出会った歌手の一人。ユーミンの秘蔵っ子としてデビューし、地元番組「ラジ電」で流されたデビュー曲「愛にdesperate」、「ジャンボリクエストAMO」(放送が日曜深夜という嫌がらせのような時間帯!)にゲストで来てプロモしていったセカンドシングル「青春のリグレット」は、いずれも松任谷夫妻プロデュースで、両曲とも声色から何からユーミンの誇張モノマネのように似ていた。
どちらの曲も「切ない系」である。「愛にdesperate」は5年後くらいにあの西村知美がカバーする(意外とハマっている)が、アレンジが違う。サビのメロディを奏でる鮮烈なフォルテのピアノからイントロが入る(このアレンジも新川博!)。麗美のは、もっと静かでローテンションなシンセサウンドから曲が始まる。
「青春のリグレット」は、のちにユーミン版を聞いて驚いた。なにこのポップな軽い感じ。麗美のは重厚なストリングスのソロから入り、ひたすら切なさと寂しさに全振りしたアレンジ。私にとっては麗美版こそが正調「青春のリグレット」である。
切なく物悲しい女性シンガーの曲(例えば森高千里「Alone」)が好きになったのには、こうした原体験がある。薬師丸ひろ子「メイン・テーマ」あたりも影響している。ユーミンならズンドコ昭和特撮大作さよならジュピター主題歌「voyage〜日付のない墓標」(最近庵野がパロったアレ)のイントロのシンセの音や、「不思議な体験」の全体を包むメロウな感じもそう。ユーミン版青春のリグレットとvoyageと不思議な体験は、当時のAMラジオエアチェック音源を持っているが、配信版を購入してしまった。40年越しの原曲視聴である。
で、やはり物足りない。しかし麗美版2曲はデジタル音源としてして配信されていない。忸怩たる思いでいたが、ベストCDがAmazonにあり購入してしまった。初期2曲以外は知らず正直興味もないが、あの物悲しく寂しい、私のメランコリー気質に合う2曲をフルで聴けるのは楽しみである。CDは予定では本日着。
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