昼行灯(だった)トキの大雑把なひとりごと

クレヨンしんちゃんよりもユルく生きていた(当面過去系)私の備忘録と、大雑把なひとりごと。時々細かく語ることも。

公務員とスト権。

2006-08-22 23:53:07 | ものおもい
読売新聞で、公務員にスト権を与え、代わりにリストラを進めるという記事(中川政調会長の発言をもとにしたものだったか)が掲載されていた。(この記事自体はWebで見当たらなかったので、代わりにgooニュース(朝日新聞から)のURLを貼る。http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060803/K2006080305200.html)
いまの日本で、公務員にスト権が与えられても、それを行使する事は事実上不可能である。今や民間ですらストは殆ど聞かない。それなのに、生活に直結するサービスを提供している公務員がソレをやったら、感情的なバッシングの嵐だろう。出来るはずもない。
もっとも、上記の政調会長発言も、そのことを見越して言われたことらしい。
つまり、上記が実行されれば、何の事は無い、公務員を堂々と、どしどしリストラできるようになるだけだ。つまり「権利の剥奪」が起きるだけである。
そして、そのことを我が国民は諸手を挙げて歓迎するのだろう。
私が就職したのはバブル崩壊後の就職氷河期だが、当時から、「国民は、究極的には公務員に対し『タダ働きせよ』と思っている」と感じていた。要は、公務員なんて大した仕事もしてないのに、公権力をかさに着て威張っている。気に食わない。まして民間が不況でリストラされているときに、のうのうとしている。そこで下される見解が「公務員なんだから品格ある仕事をしろ」「でも内容はだれでも出来る様な下らないコトだからカネなんぞ払わない」ということになる。
そういった国民の本音が、いよいよ表面化してきた感じだ。
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