
中京競馬場で高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)が行われ、好スタートから3番手につけたZ.パートン騎手騎乗の4番人気エアロヴェロシティ(セ7、香港・P.オサリバン厩舎)が、直線で2番手追走から一旦先頭に立った6番人気ハクサンムーン(牡6、栗東・西園正都厩舎)、外から脚を伸ばす3番人気ミッキーアイル(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)との争いを制して優勝した。勝ちタイムは1分8秒5(稍重)。
香港からの刺客、×エアロヴェロシティが香港スプリント王の面目躍如の勝利でした。この馬、ドバイに出走できたのにもかかわらず、賞金の高いこちらの高松宮記念に出走してくるあたり、狡猾といいますか、本気度が高かったってことなんでしょうね・・。
昨年末に、日本の大将格でもあった×ストレイトガールに勝っているだけに、日本のレベルを考えるとアウェイとは言え、勝機ありと算段したんですかね・・。ちょっと重くなった馬場も味方したかもしれませんが、恐れ入りました。
この結果を踏まえると、改装した中京競馬場の1200mは、香港のシャティン競馬場とリンクするかもしれませんね。(ロードカナロアも勝ってるしね。)
△ハクサンムーンが6番人気ながら2着に激走。昨年は出遅れて競馬になりませんでしたが、先手を奪えるとやっぱりしぶといですね。
とは言え、やはり、2着。前日に絞った6頭から「1着になる可能性があるのはミッキーアイルとダイワマッジョーレの2頭」って書いた理由の一つが1400m以上重賞で3着に入ったことのない馬は1着になれないってことだったんです。
今回で、中京1200mは、明らかにスプリンターよりは1400mくらいがべストの馬じゃないと勝ちきれないってことを証明したんじゃないでしょうかね。
あともう一つの理由が、前走JRAの重賞を走って無い馬は消し。走ってても5着以下の馬は1着にならないってことだったんですが、コレは、今回、覆されちゃいました・・・。(まぁ、今回、勝たれた馬は香港馬だったんで、ノーカンってことにして目をつぶるってこともありかな。)
○ミッキーアイルは、その素質の片鱗を十分だしきりましたね。明け4歳で、鼻差の3着は立派です。今後、この路線の中心になりそうです。ディープ産駒には、今日のような馬場や、このコース条件はあまり向かないのですが、これだけ激走出来たんで、良馬場だったらもしかして・・と思わせてくれる内容でした。
◎ダイワマッジョーレは、出遅れがすべてでしたね・・・。まさかの逆デムーロマジックでした・・。最後は詰めてきましたが、きびしかったですね・・。出遅れもありましたが、この馬小柄なんですよね。このレースはやっぱり大型馬の方が強いレースなのかもしれません。
▲コパノリチャードも意地の5着。掲示板にはのりましたが、もう少し内枠なら競馬がしやすかったかもしれませんね。血統や、馬場は一番向いていると思うんですけどね。
×ストレイトガールは、個人的には、ローテがすべてだと思うんです。どこかで、1走使っていれば、結果は変わったかもしれませんが・・・。もしかしたら、6歳牝馬。急激な衰えがあってもおかしくありませんけどね。とは言え、次走、好走すれば、ヴィクトリアマイルでも好勝負しちゃったりするのかな・・?
前回のフェブラリーS同様、弱気の6頭boxで、何とか馬券を獲ることが出来ました。ありがたいことに今年初の「万馬券」
G1連勝と阪神タイガースばりの開幕ダッシュに成功です。 このいい流れと弱気の勝負で、今年はG1勝ちを積み重ねていければいいなぁと考えております。
昨年に続き今年も勝利出来たのは「虎の巻」のおかげです。さらに来年につながるように追記しておきます。
・阪神1200~1400mで好走した馬は買い。(阪神C、阪急杯好走馬はチェック)
・スプリンターズSとのリンクがより密になったと思われるので、好走馬はチェック。3着以内の馬券になった馬で、スプリント重賞勝ちで1400m以上での勝ち鞍のある馬は、要チェック。(スプリント戦とは言え、1400mくらいがべストの馬が強いレース。)
・キンカメ、アドマイヤコジーン、パワー型サンデー(フジキセキ、ダイワメジャー)が強い。
・重賞実績が重要。オープン以下のレースからの参戦で、6着以下の馬は消し。
・意外にも、京都1200mの重賞勝ち馬がこのレースと相性がいいみたい。坂のあるコースで重賞勝ち(G1なら3着までなら)の実績がある馬で、近走で、京都1200m重賞好走馬は、買い。
・圧倒的に外枠有利。6,7,8枠はプラス評価。逆に内枠(1,2枠)はかなり割引が必要。(さらに、雨が降ったりして馬場が悪化した場合も、外有利)
・恐らく、内枠に速い馬が入って、逃げればハイペースにあって、差し有利(とは言え、追い込みは効かなくて、最低でも、12番手までからの差し馬)。逆に外に入ってスローペースになったら、前残りまであるかも・・。
・前走、上がり最速で、マイル以下の重賞勝ちの馬もチェック。
・、「スプリントG1連対馬」、「坂のあるコースで勝ったことのあるシルクロードS優勝馬」、「阪急杯1着馬+馬券対象馬でトップハンデの馬」がこのレースの馬券対象馬になる可能性が高い。
コレで来年も、バッチリか?
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