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これは仏様のお導きだったのか・・・? 単なる気まぐれだったのか・・?、今年、なんとなくでしたが、「最上稲荷」の「奥の院」に上がってみることにしました。
実は、奥の院に登ることは初めてのことで、どのくらい時間がかかるのか?まったく見当も立たず、登っていきました。あとから考えたら、ネットで検索でもしとけば良かったと思ったんですけどね・・・。
最初は、途中、観光スポット的な場所も何か所かあるみたいだったので、そちらも、立ち寄りつつ行ってみようかな的なノリでだったんです。
まずは、立て看板を目印に、最初の観光スポットでもある、「本滝」を目指します。
たどり着いた先には、「誦経堂(ずきょうどう)」が。どうやら、ここで、修業できるみたいです。
その誦経堂の下に、「本滝」はありました。
龍の口から流れ落ちる水が、「滝」ってことになるんでしょうね・・。
水量はそれほどでもありませんが、まぁ、この下に立って水を受けると結構、ダメージはありそうで、それなりに修業になりそうです。
こちらを後にして、続いては、「八畳岩」を目指すことに。
しかし、ここからが、キツカッタ・・。
石段は、結構、急で、その石段が終わると、まさに「山道」
「参拝」というよりは、軽い「トレッキング」に来てるみたいです。
途中、こんなところも出てきたりして、ホント、大丈夫かな?とも思いましたが、看板に従って、登っていくことに。
すると、岩肌に、「お経」が書いてある岩を発見。これは、後からわかったのですが、「題目岩(だいもくいわ)」という岩だったみたいです。高さ8mの大きな岩で、お題目が刻まれていることからこの名が付けられたそうです。よく見ると、右の岩には、法華経の守護神・鬼子母神のお姿が刻まれています。
実は、最初、これが「八畳岩」だと思ったんですよね・・。しかし、少し、登っていくと、「八畳岩 この先、300m」という看板があって、これは違うとおもったのでした・・。
登り始めて30分ほど、険しい山道を登ってきたところでと、「八畳岩」と「奥の院」の道別れの立て札がでてきました。
とりあえずは、左の「八畳岩」を目指すことに。しばらく進んでいくと、見つけました。
これが、「八畳岩」です。
報恩大師のご修行によって、最上尊が降臨された霊地だそうです。正直、もっと大きなものをイメージしていたので、「へっ」って感じにはなりましたが、パワースポットでもありそうだし、ありがたくお参りさせていただきました。
で、ここからの眺めは抜群です。あえて、ここからの眺めは登ってきた方たちのお楽しみってことで、写真には、撮りませんでした。
「八畳岩」を後にして、分かれ道、右手の「奥の院」を目指します。ここから、もう少しだと思っていたのですが、ここからが、案外、時間がかかりました・・・。
しかも、山の天気は移ろいやすいもので、少し、小雨も降ってき始めました・・。当然、雨具なんか持ってませんし、こんな山奥で、かなりヤバいことになってきたなぁ・・
と、正直、焦ってました。そんな道中で、不穏な形跡を発見!
広範囲に掘り返された形跡が・・・。こりゃ、「イノシシ」の仕業だな・・と。こんな山奥で遭遇したらマジ、ヤバいわ・・
と思いながら、足早にその場を離れました・・。
その後も山道を登っていくと、やっと、鳥居らしきものを発見。
どうやら、ここが、「一乗寺」の入り口みたいです。
ここから、すぐ、拝殿があるのかと思いきや、このあとも、鳥居に次ぐ鳥居で、なかなか、本堂までたどり着けません・・・。
結構な石段を登ってやっとたどり着いた先の山頂では、
雲の切れ間から青空が見えてきました。
やっとのことで到着です。
早速、手水舎で身を清め、お参りです。
で、最初のフォトが、最上稲荷、奥の院の「一乗寺」です。
流石に、この山道を、ここまで登ってきたら、おかげがありそうです。しっかり、こちらでもお参りしました。
境内をちょっと散策してみると、なかなか綺麗です。
折角なので、ここで、「お守り」を買うことに。
勿論、下の最上稲荷でも売ってるわけですが、こちらには、「奥の院」の文字がしっかり刻まれています。
この文字が入っているので、奥の院まで登って買ったって証になりますね。
十分なおかげがあると思います。・・・ってか、思いたいです。
無事、お参りも出来たし、あとは、下るだけ。ただ、一つ、ここで、気になっていたことがあったので、社務所の方に聞いてみました。
「あの~、ここって、岡山空港に来るときに通る、山道から入れるところですか?」
「そうですよ~。 」・・・・
。
やっぱり、そうだったか・・。岡山空港に向かう時に、なんか、「奥の院」って看板見た覚えがあったんですが、やはり、ここのことだったんですね・・
。まぁ、下から登ってお参りにくることに意義があるんです。楽に、ここまで来たら、おかげが半減するような気も。とは言え、ここへ車でも来れることが分かっただけでも、登った価値があるというものです。
疑問も晴れて帰りの足取りは、軽かったのですが・・・。
山頂は、あれだけ、晴れていたのに、下るころには、また少し、小雨がぱらついたりして、やはり、山の天気は、変わりやすいなぁ・・なんて思いながら、下っていたところ・・・。
でました・・・・。「ヤツ」が・・・・
。
歌の文句では、ありませんが、「ある~日、森の中、イノシシに、であ~った~」です。
マジか! 人生、3度目だぜ。しかも、今回は、こんな山の奥で、1対1だぜ。
お互い、動きが止まってにらみ合い。
この光景を写真に残そうと、アイフォンを取り出そうとした、その一瞬、イノシシは、森の中に消え去っていきました・・。
いや~、正直、ビビりまくりでした。周りには、人もいないし、突っ込んでこられたらどう対処していいものか・・?
結果的には、そのまま、動かなかったのが正解みたいでした。
変に大声を出したり、ものを投げたりしていたら、イノシシを興奮させて、こちらに向かってきていたかもしれませんでした・・。
九死に一生とまでは、言いませんが、大事に至らなくて良かったです。
というか、実は、「彼」は、この山に住む、「おっことぬし様」だったのか?!・・・も知れませんな・・。
何かを忠告に出てこられたのかもしれません。それこそ、先ほどのおみくじじゃありませんが、一呼吸おいて、行動せいよ~的なことを伝えにきてくれたのかな~と、いいように解釈することにします。ありがたや~。
ということで、そのあとは、ゆっくりとではありますが、何とか無事、下山することができました。帰りは、登りより10分ほど早く降りることができました。
無事、お参りを終え、帰りには、「お土産センター」で「熊手」と、お約束の「常盤堂」の「ご縁まんじゅう」を買って帰ることに。
今回は、まんじゅうは、参道のお店で買うことができて、「焼きたて」のものも買って、焼きたてのホクホクのお饅頭もいただくことができました。
ちなみに、これ、電子レンジで、チンすると、焼きたてみたいなホクホクでいただくことができますよ。
今年は、「奥の院」まで、登ってお参りしたので、「凶」は引いたものの、そのお告げを、頭の片隅に置きながら、いい一年を過ごせるようになったらいいなぁ・・。
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