
チョイっと前になるのですが、徳島県にある、観光スポットで、紅葉狩りでも有名な「祖谷のかずら橋」と「大歩危 小歩危(おおぼけこぼけ)」のある「祖谷渓(いやけい) 」にバスツアーで行ってきました。
今まで、「香川」、「愛媛」、「高知」と、観光で何回か四国には行っていたのですが、徳島を観光で訪れるのは、初めて。コレで、自分の大好きな戦国武将、「長宗我部元親」と同じく、「四国統一」が実現しました。
高速で、瀬戸大橋を渡り、四国へ。途中、結構な、山道を登り、辿り着いたのが、最初の観光スポット、「祖谷のかずら橋」です。流石、「秘境」と言われるだけあって、結構、山深いところにあります。
で、今回、訪れた、「祖谷のかずら橋」というところですが、ここは、元々、平家一族が、京を追われて、ここに隠れ住んだという逸話があり、その一族がここに作ったのがこのかずら橋の始まりだったらしいです。橋は、シラクチカズラ(重さ約5トン)で作られたもので、長さ45m・幅2m・高さが14m。昔は深山渓谷地帯の唯一の交通施設であったようです。現在は、年間35万人の観光客が通るため、老朽化が早い事から3年毎に架替えが行われているそうです。
そして、そういったこの橋の特徴をよく表す歌として「祖谷の粉ひき節」と言うモノがあり、近くには、その歌の石碑が建立されています。
で、その橋なんですが、遠目から見ても結構な高さで、渡ってる人がゆらゆら揺れていますね・・
まぁ、来たからには、渡らねば・・。と言うことで、早速、橋に向かいましょう!
まずは、こちらの山道に沿って歩いて行き、
「きっぷ売り場」に向かいます。かずら橋を渡るには、観光料を払わなければなりません。これは、前述の3年に一度架け替えられる資金になるのだとか。
さぁ、いよいよ、橋を渡っていきます。
で、まず、これが、橋の素材の「かずら」こと、「シラクチカズラ」 大きなものだと茎まわりが15センチ以上、長さが50メートルに育つものもあるそうで、腐りにくく、加熱すると曲げやすいことからかずら橋の材料にされているそうです。
まぁ、実際は、安全のためワイヤーは使われており、かずらはワイヤーを包み込む装飾って感じで使われているそうなのですが、渡るとなると、その揺れたるや、ハンパないです。
そりゃ、これだけの観光客が、いっぺんに渡り始める訳ですから、フワん、フワんと揺れて、自分のテンポじゃ渡れないんです・・。
しかも、床面も「さな木」と呼ばれる丸太や割木を荒く編んだだけのもで、すき間から川面が、丸見え。これで、余計、恐怖心が出ちゃうんですよね・・。
しかし、橋の上からの光景は、なかなかの絶景です。
紅葉も、まだ、色付き始めで、そんなに綺麗に紅葉はしてませんが、橋の上から見える光景はなかなか趣があります。
こんな感じで、皆さん、渡られてきます。大抵の方は、かずらを手すり替わりに歩かれています。実は、自分は、どちらかと言うと、高所恐怖症なのですが、カメラで撮影しながら渡っていたら、そんなに高さに恐怖感を覚え無かったなぁ・・。
しかも、真中をピョンピョンしながら渡ってました・・。
怖かったというより、むしろ、楽しかったです
渡りきったところにこの看板。「国指定・重要有形民俗文化財 秘境 祖谷の蔓橋」 趣があるなかなか楽しい橋でした。
橋を渡り切ったところに、平家の落人達が慰めあったという「琵琶の滝」ってところがあるらしいので、 そちらに向かいます。そして、その帰りに、これまた、珍しいグルメを発見!それをいただいてみたのですが・・。それはまた明日。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます