２０２１ G1 有馬記念 予想！

今年も、やってきました。「有馬記念」

グランプリ4連覇か？、最強3世代の世代交代か？はたまた大波乱の大逃げか？後方一気の大捲りか？

今年の有馬記念も見どころ満載の1戦となりました。

どの馬から買うか、頭を悩ませますね～。

今年最後も、「虎の巻」に従って、「買い」と「消し」をチョイスして行きます。一度、「消し」で名前の出た馬は、事項で引っかかっても省略します。

・枠は、内枠が有利、１～６枠くらいまで。フルゲートなら、８枠は鬼門。（先行馬でも、１３番くらいまで）⇒「キセキ、タイトルホルダー」は「消し」

いきなり、「タイトルホルダー」が消えました・・。本来なら、3歳菊花賞馬はこのレース相性もよく、買うべき1頭だと思いますが、大外18番枠は厳しいかと・・。弟・武史騎手から乗り替わりの兄・和生騎手は今年、弟に負けじと好騎乗して、武豊騎手よりも勝ち鞍が多いわけですが、流石にこの枠は厳しいかなぁ・・。菊花賞も、武史騎手の好騎乗があっての5馬身差の圧勝だっただけに、能力が高いのはわかっていますが、人気でもあるのでここは断腸の思いで消します。

・レベルの高い世代は、穴でも、買い。⇒個人的には「３歳」と考えております。

・G1以外からの出走なら、G2（２０００ｍ～２５００ｍ）3着以内。実は、その条件から馬券になった馬は、３歳馬以外は、「秋にG1に出走してない馬」ばかり。要するに「G1による疲労蓄積のない馬」が馬券になる⇒「パンサラッサ、メロディーレーン」が「消し」。

パンサラッサは今回、レースのカギを握る存在だと思っています。前走、大逃げで4馬身差の圧勝。ただ、ローカルのG3。相手もここに出走してるメンバーにはかなり劣っていますからね・・。ここは家賃が高いです。ただ、前述ですが、展開はこの馬が握っているので、この馬のペース次第で勝ち馬は決まるのではと思っています。弟タイトルホルダーが先に消えてしまいましたがお姉ちゃんのメロディーレーンも消えます。やはり、前走条件戦の馬は家賃が高いと思います。

・３歳馬ですが、これまで、馬券に絡んだ３歳馬は、「G1馬」か、「重賞勝ちを含める４勝以上かつ、古馬混合の２０００ｍ以上のG３以上で連対実績がある」こと。とくに、クラシック連対馬（特に皐月賞馬券対象馬、ダービー、菊花賞）が、馬券に絡む。皐月賞・菊花賞の勝ち馬なら、信頼度はアップ（２冠、３冠馬は激熱）。特に、菊花賞からの直行は◎　２桁馬番は不利ですが、３歳馬なら、馬番１１番くらいまでなら絡める。⇒「アサマノイタズラ、ステラヴェローチェ」が「消し」。

中山重賞2連対と、このコース得意のアサマノイタズラ。ただ2勝馬で古馬との対戦もなし。G1では力不足感があり、消し。ステラヴェローチェは、レベルの高い今年のG1ですべて掲示板。2歳G1で2着、皐月賞、日本ダービー3着と確実にこの世代でトップグループ。しかも、生涯上り3着以内を継続しており、このレースにはバッチリの適正は持ってます。だから人気なのはわかっています。クラシックであと一息だった馬が、非根幹距離の有馬記念で勝つってことはよくあるこでもあるし、枠もいいし、勝てるだけの条件は揃っているのですが、データでは「消し」なんですよね・・。

・4歳牡馬は、年内に２０００ｍ以上のG１、G2のレースで連対か、２２００ｍ以上のＧ２レースでの連対歴のある馬のみ。⇒出走馬はすべてクリア。

・5歳以上でG1馬（海外も含めて、２０００ｍ以上のレースの勝ち鞍のある）以外なら、G1かG2の２２００ｍ以上のレースで連対歴は必要。⇒出走馬すべてクリア。

・６歳以上の高齢馬が馬券対象になっていますが、本来、高齢馬の好走は、厳しいはずです。データがどんどん更新されていき、過去、１０年では６歳以上で連対出来た馬は、「シュヴァルグラン」１頭のみとなってしまいました・・。18年に３着だった、リピーターです。以前、このデータで残っていたのは、エアシェイディだったのですが、あの馬も、有馬記念だけ走る、リピーターでした。６、７歳時でもなお、同年に５８ｋｇを背負って、中山の重賞で馬券対象になっていたんですよね・・。あと前走G1で、掲示板に乗っていました。そのくらいのレベルでないと馬券に絡めません。⇒今年の出走馬で、６歳以上は、「キセキ、ペルシアンナイト、ユーキャンスマイル」の３頭。キセキ、ユーキャンスマイルは、前走で掲示板乗っていませんし、ペルシアンナイトは前走3着も、G3のレースでリピーターでもないので、3頭とも「消し」です。

・また、このレースは、リピーターレースでもあり、過去、好走したことのある馬は、要注意。⇒「クロノジェネシスは前年の覇者」

・牝馬は、有馬を好走するにあたり、まず、重要なのが、Ｇ１実績。２２００ｍ以上のＧ１で連対のある馬でなきゃ馬券対象になりません。⇒「今年は、アカイイト、ウインキートス、クロノジェネシス、シャドウディーヴァ、メロディーレーン」の５頭が参戦。G1馬の「クロノジェネシス、アカイイト」は、２２００ｍ以上のG1勝ちの実績があるので買い。逆に「ウインキートス、シャドウディーヴァ、メロディーレーン」はG1での連対がないので、「消し」です。

狙っていた中山巧者のウインキートスが消えました・・。日経賞15着は不利があったので度外視ですが、あとは着外でも掲示板ですからね・・。残念です。

・過去１０年、前走２ケタ着から、巻き返した馬は、のべ４頭。そのうち、トゥザグローリーとゴールドシップ（２回）は、過去、このレースのリピーターで、一度は、馬券になっていて、その後、２ケタ着からの巻き返しです。いわゆる「コース巧者」です。

もう１頭は、「トゥザワールド」そう、「トゥザグローリー」とは全兄弟になります。まぁ、これが「血統」ちゃ「血統」なんでしょうが、この馬は、３歳時、菊花賞１６着からの巻き返しです。それ以前の皐月賞で２着、弥生賞１着と「中山の重賞実績」もある馬でした。３歳時なので、斤量での恩恵もあったと思います。そのくらいのアドバンテージがないと、前走、２ケタ着からの巻き返しは、厳しいと思われます。

ということで、「モズベッロ、ディープボンド」が消しです。

・過去10年の３着以内馬延べ30頭は、Ｇ１馬と、３歳馬以外は、いずれも同年のＪＲＡの1800～2500ｍのGI、またはGIIで３着以内入った経験がある馬だった。この実績を持っていない馬は消しです。⇒「ディープボンド」はG２阪神大賞典勝ち、G1天皇賞・2着もデータに当てはまらないので、「消し」

ディープボンドがここで消えました‥。G2勝ち、G1・2着、海外G2勝ちと今年は素晴らしい成績を挙げていますし、枠もいい感じで、展開も向きそうですが、データ的には消しなんですよね・・。

・実力がある馬（G1馬）以外での、非根幹距離実績を重視。特に中山１８００ｍ、２２０００ｍ、２５００ｍの距離の実績のある馬はチェック。⇒「アサマノイタズラは、スプリングＳ2着、セントライト記念勝ち。ウインキートスはオールカマーで2着。アリストテレスはＡＪＣＣ勝ち馬。」

・直結コースは、東京２４００ｍ（これ1番）、阪神２２００ｍ、京都２４００ｍ、３０００ｍ、中山２０００、２２００ｍ、２５００ｍで、激走のある馬をチェック。後、小回りが得意な馬、小倉２０００とか、京都２０００での好走馬もチェック。⇒「エフフォーリア、キセキ、クロノジェネシス、モズベッロ、ウインキートス、ステラヴェローチェ、アリストテレス、タイトルホルダー、アカイイト、アサマノイタズラに好走歴あり。」特に東京、京都、阪神２４００ｍ定量の重賞（日本ダービー、オークス、青葉賞、JC、神戸新聞杯、京都大賞典などで、勝ちか連対）、菊花賞はこのレースに向いている。

・騎手は、外国人がよく穴をあける。⇒「C・デムーロ騎手参戦。今日も、阪神で重賞勝ちと乗りに乗っています。あとはルメール騎手と、M・デムーロ騎手。」

・先行できるマイラーと、スタミナのある差し馬（マクって動ける）が有利。⇒「今年は、エリザベス女王で見せたマクリが印象的だったアカイイトでしょ」

・調教具合をチェック。秋のＧ１激走で、疲れのありそうな馬は消し。特にＧ１３連戦を戦ってきた馬は、調教内容が変わっていたら消し。（このレースは、コース追いの馬が、強い。坂路のみの調教馬は、厳しいかも・・・。「ステラヴェローチェ、タイトルホルダーはコース追いに変更。菊花賞より上積みがあるかが問題。モズベッロ、アカイイトは、坂路追いのみ。ただ、アカイイトは、これで、結果が出てるのでよし」

・ここ数年は、瞬発力勝負になる傾向が強い。上がり最速の多い馬が有利。コレ重要！⇒「今年は、ステラヴェローチェ、アカイイトは上り最速、エフフォーリア、ディープボンド、アサマノイタズラ、あたりが上がり３着以内が多い。」

「実は、２０１４年から、中山競馬場の路盤が変わったため、馬券になる馬の傾向が変わりつつある。１４年以前は、ステイ産駒や、ミスプロ系のパワー型が強かったが、１４年以降は、よりスピードのあるディープ産駒が来るようになった。そして、以前より、前残りの傾向も強くなった。」と昨年、書いているのですが、実は、そんなに、ディープ産駒は来てません。

実際は、来るようになったのは、「サンデー系の血を持った馬」であって、「ハーツクライ産駒や、スタミナ血統を持っているディープ産駒」というのが正解。ディープ牡馬なら、「菊花賞勝ち」というレベルのスタミナ馬しか、馬券になっていません。

ということで、残ったのが、「クロノジェネシス、エフフォーリア、アリストテレス、アカイイト」の４頭。

なんと、今年は、この4頭のみがデータをクリアした馬なのです。なのでこの4頭の、「3連単ボックス」を買います。

ただ、この4頭では少し心許ないので、前年も買った、「有馬記念は、3連複は、7頭目まで買え！３－４－７の３連複で２２点」という格言に準じて抑え馬券の、3着にマークする「3頭」を復活当選させます。

まずは、「ウインキートス」です。なんと言っても「中山巧者」しかも、牡馬相手にオールカマーを５５ｋｇで勝利。G1連対の実績はありませんが、ここ数年、牝馬が馬券になっているのはやはり「５５ｋｇ」の斤量差が効いているのではと思っています。さらにサンデー系で、枠も内枠で、非根幹距離のレースにめっぽう強いし、人気薄でもありますし、まずはこの馬を復活させます。不安は鞍上ですが、手の内にはいれてるし、馬柱的には○×の順番なら「〇」の番。ここは、思い切った騎乗をしてもらいたいです。

次に「ステラヴェローチェ」強い3歳の実績馬。G1馬ではなく、古馬対戦もないし、4勝していない点で消しました。ただ、このレース、G1馬ではないブラストワンピースが勝ちましたが、あの馬よりは、こっちの方が強いはず。皐月賞、日本ダービーでは、エフフォーリアとは上りは同じ時計でレースをしています。位置取りの差です。菊花賞でも上り最速。このレースにあってるはずで、血統的にもクロノジェネシスと同じバゴ産駒。伸びしろはあるはずです。まぁ、人気ですが、抑えます。

最後に、「ディープボンド」実績は、十分ですが、中山での走りは案外なのですが、本格化した今なら、暮れの中山でも勝負になるはず。調教も動いてましたし、展開もこの馬には向きそうです。そして「赤枠」ですからね。「アカイイト」で結ばれた、同い年の「キズナ産駒」の馬券もあるかもしれませんね・・。

印はこんな感じ。

◎１０エフフォーリア

○クロノジェネシス

▲１３アカイイト

△１１アリストテレス

×６ウインキートス

☆９ステラヴェローチェ

☆５ディープボンド

です。

◎○▲△の馬連、3連単、◎○▲△×の３連複ボックス、◎〇▲⇒◎〇▲△⇒◎〇▲△×☆☆の3連複フォーメーションで、大勝負です。

ドカーンと最後は、万馬券！と行きたいところです。

当たらなければ、ホープフルは買えない可能性も・・・。買えても500円くらいしか口座にお金が残りませんわ・・。

とりあえず、当たってください！

今年も、やってきました。「有馬記念」

グランプリ4連覇か？、最強3世代の世代交代か？はたまた大波乱の大逃げか？後方一気の大捲りか？

今年の有馬記念も見どころ満載の1戦となりました。

どの馬から買うか、頭を悩ませますね～。