２０２２ G1 ジャパンカップ 予想！

今年、東京最後のG1レース、「ジャパンカップ」

今年は、小粒感が否めないメンバーで、個人的には、胸躍らないレースです。イクイノックスや、エフフォーリア、タイトルホルダー、ドゥデュース・・このあたりが出てないレースはやっぱり見ごたえありませんね・・。

ただ、このメンバーが集結するであろう「有馬記念」は楽しみしかありません！正直、イクイノックスはこっちの方が向いているとは思いますが、体調的にここでは間に合わなかったんでしょうね・・。

と、有馬記念の話はおいておいて、「ジャパンカップ」の予想をしなければ・・。

「虎の巻」のデータで早速、吟味していきます。

まずは、「外国馬」。このコロナ禍の中、外国から、４頭が出走してきてくれました。しかし、ここは、データを重視して、「消し」です。今年は、正直、日本の馬たちも迫力不足で今回やってきた馬たちの方が、レイティングでも上で、足りる気もするのですが、今日の東京のメインのマイル戦も１．３２秒台での決着で、まだまだ、時計は速いです。血統的にオネストはフランケル産駒で、日本でも活躍馬はいますが、それは日本調教馬で、日本の馬場にあった調整をしたから、来てるのであって、外国の馬場にフィットしている馬では血統は向いて時計を持っていれば来るかもしれませんが、雨が降って重馬場とかになったら話は別ですが、今回も厳しいと思います。シムカミルとオネストは１枠といい枠も引いてますが、この馬たちも、少頭数での競馬しかやってないし、揉まれた経験も少ないと思うので、これもまた厳しいと判断。グランドグローリーは昨年、５着で適性はあるかもしれませんが、なんでも、このレース後に引退してそのまま、日本で繁殖にあがるみたいなので、本気度は低いと判断しました。ということで、今年も、時計勝負で分の悪い外国馬はやはり厳しいと判断しました。⇒「シムカミル、オネスト、グランドグローリー、テュネス」が消し。

8歳以上の高齢馬は消し。⇒「リッジマン」が消し。

６歳馬以上は、Ｇ１馬以外は、前2走のどちらかで２０００ｍ以上の重賞連対くらいは欲しいところ。（とくに京都大賞典とか、天皇賞・秋）　⇒「トラストケンシン、シャドウディーヴァ」が消し。

牝馬はＧ１馬のみ。（ただし東京の2000ｍ以上のG2、G1で馬券対象になったことのある3歳牝馬で東京コース着外なし（掲示板）なら、斤量差で、馬券対象になりうる）⇒該当馬なし。

ということで、データ的に消えたのは７頭のみ。残り１１頭から、まず、「デアリングタクト、ユーバーレーベン」の「牝馬２頭」のG1馬を消します。

デアリングタクトはエリザベス女王杯から中１週という強硬ローテ。怪我で休んでいた馬がこの使われ方はどうなのか・・。復帰後は宝塚記念の３着のみが馬券にからんだだけで、３歳時の輝きは失われているように見えます。ここは、このレース後に引退した方がいいのではないかとまで考えてしまします。

ユーバーレーベンもオークス後は未勝利。それなりに走っていますが、牡馬相手では掲示板がやっとではないかと思い、消しという判断です。

続いて、６歳馬。今年は、外国馬を含めて、６頭と３分の１を占める世代です。残っているのは、「ユニコーンライオン、ハーツストワール、カラテ、ボッケリーニ」の４頭。

ここから、「ユニコーンライオン、カラテ、ボッケリーニ」を消します。この３頭とも、今年、重賞勝ちをしている、いわば、「晩成型」の馬です。過去１０年で、ジャパンカップで６歳以上が馬券になったのは、トーセンジョーダンが７歳に３着になった１回のみ。そのトーセンジョーダンは、５歳時に天皇賞・秋を制しこのレース２着ですから、バリバリの晩成ばでした。G1勝ちのない６歳馬は、まず、消えて当たり前ということで、４頭すべて消しても良かったのですが、唯一残したのが、重賞未勝利の「ハーツストワール」です。

ユニコーンライオンは展開的に逃げ馬で東京コース不向き、カラテは２４００ｍ未出走、ボッケリーニは実績はあるものの大外枠で、この馬の器用さを活かす競馬ができないことで評価を下げました。

残ったハーツストワールは東京実績が（３．６．０．１）と抜群で、６歳ながらまだ２０戦以下という大事に使われてきた馬です。着外の２ケタ着は、理由がはっきりしてますし、ようやくここにきて本格化してきました。ハーツクライ産駒ですし、一発あるならこの馬だと思っています。

ということで、残った「ヴェルトライゼンテ、ヴェラアズール、ハーツストワール、テーオーロイヤル、ダノンベルーガ、シャフリヤール」の６頭で勝負です。

印はこんな感じです。

◎６ヴェラアズール

○１５シャフリヤール

▲３ヴェルトライゼンテ

△１０ハーツイストワール

×１３テーオーロイヤル

☆１４ダノンベルーガ

です。

６番手、ダノンベルーガ。レベルの高い３歳馬ですが、過剰人気だと思ってます。天皇賞・秋のレースからも、２０００ｍまでの馬かと。ただ、相性が悪い川田騎手なので、来てもらわないようにおまじないで買っておきます。

５番手、テーオーロイヤル。前走のアルゼンチン共和国杯の不利はいうほどではないと思うが、古馬はスタミナがある馬の方がこのレースは向くこともあり、買い目に。ここ２戦の敗戦は一応、理由もわかるので、いうほど人気もないし買って損はないはず。直線の長いコース向きだし、この秋のトレンドの若手騎手のG1勝ちの波に菱田騎手も乗れるといいですね。

４番手、ハーツイストワール。前述ですが、６歳で重賞未勝利馬が来るとは思えないが、今年のメンバーかつ、この人気で世界の武豊。一発があるならこの馬か。相性のいいトニービンの血が入ったハーツクライ産駒。ダノンベルーガより古馬になっているこっちの方が血が開花されているはず。大事に使われてまだ馬もフレッシュだし、得意の東京で一発あるならこの馬。

３番手、ヴェルトライゼンテ。正直、レーン騎手騎乗で、過剰人気な気もするがこのレース内枠は有利だし、左回りは崩れてない。前走は、外枠に不利なレースだったし、度外視。ただ、直線の長いコースでキレる脚のがないので、前目で踏ん張るレースを期待。そこは、レーン騎手の腕でなんとかしてもらいところ。

２番手、シャフリヤール。ここ２戦の敗戦で、ディープ産駒の特徴の燃え尽き症候群の可能性もあるが、昨年３着馬。このレース、３，４歳で馬券になれば、リピーターになる可能性は高いし、時計が速くなればこの馬の出番。唯一のディープ産駒だし、枠は外目で厳しいがそこは、C・デムーロ騎手がなんとかしてくれるはず。

本命は、ヴェラアズール。遅れてきた怪物となるか？晩成の血が開花したと思われる今年から芝のレースに転向して馬券内を外してない点は、期待しかない。直線の長いコースでどんどん加速していく末脚はここでも通用しそう。世界のムーア騎手の腕にも期待して本命です。

ちなみに調教ベスト５は、「ヴェラアズール、ヴェルトライゼンテ、シャフリヤール、ダノンベルーガ、グランドグローリー」でした。

◎○▲△の馬連、◎○▲△×の３連複ボックス、◎〇ー◎〇▲△ー◎〇▲△×☆の３連複フォーメーションで勝負です。