「ホテルかずら橋」を後にして、向かったのがこちらの「大歩危 小歩危」で有名な「祖谷渓」 こちらの「大歩危峡 まんなか」さんから、舟下りに向かいます。ちなみに、こちらのネーミングは、四国の真ん中にここ「大歩危 小歩危」があるからだそうです
大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)は2億年もの時を経て、四国山地を横切る吉野川の激流に結晶片岩(けっしょうへんがん)が削られてできた渓谷で、剣山国定公園の一角に数えられ、吉野川を挟んで両岸の岩は県指定の天然記念物になっているそうです。
この辺りは四国山脈を越えるときに必ず通らなければならない場所で、崖が切り立ち、川の流れも速く、古くからの難所としてしられていたそうです。
「大歩危・小歩危」の名称の由来については、断崖を意味する古語「ほき、ほけ」から付けられたという説と、「大股で歩くと危ない」という意味で「大歩危」、「小股で歩いても危ない」という意味で「小歩危」という説があるそうです。
上の「まんなか」から、結構、キツイ階段を降りて、向かったのが、こちらの乗船場。ちなみに、乗船料は大人1050円です。定員は40名程度の船ですが、イスなどは無く、救命胴衣を着けて、寿司詰め状態で乗り込みます。
定員に達した時点で、随時、出航です。いざ出発!
ゆったりしたスピードで、舟は進んでいきます。
この舟下りではごつごつした巨岩・奇岩が5kmも続く、「大歩危峡」を鑑賞していきます。
出航してすぐ、ガイドさんの説明が始まったのですが、このガイドさんが、また、地元の方なんでしょうが、味のあるしゃべり方で、最初は、何を言ってるの分からなかった・・・。えっ、外国人?って思うほど、カタコトと言うか、方言っていうか・・。まぁ、しばらく聞いていると、その口調に馴れて、聞き取れて来たのですが・・・。
で、そのガイドさんの話によると、河川が隆起中の山地を流れている場合は浸食作用が強く働き、V字形の断面を持った深い谷(V字谷)をつくるらしいのでこんなにすごいものができたらしいです。出発してからすぐは、写真のように、岩が下流に向かって斜め45度くらいに傾いているんです。
ちなみに、この大歩危峡を形成しているのは、砂岩が変成してできた砂質片岩(さしつへんがん)で、表面は風化が進んでいて見ての通り、淡い青灰色なのですが、中には鮮やかな緑色をしているものもあります。岩質は硬くこの砂質片岩で出来た分厚い地層が波状に曲がりひびが入って、浸食されて大歩危峡が出来あがったそうです。
なかなかのスケールです。この風景は流石、天然記念物って感じです。
しばらくは、この光景が続いていきます。最初は斜め45度だった岩が、だんだん、平行になってきます。
と、ガイドさんが、左前方に、「奇岩」がある!と説明されました。
それがこちら!? さぁ、なんでしょう・・・?
正解は「獅子岩」でした。まぁ、言われりゃ、ライオンにも、見えなくもないか・・・・!?
と、こんな感じで、川を下って行き、ころ合いを見てUターン。往復30分、4kmの絶景を鑑賞してきました。
吉野川は、「四国三郎」と言って、「日本3大暴れ川」と言われているのですが(後の2つは、関東の利根川(坂東太郎)と、九州の筑後川(筑紫次郎)、思ったより、ゆるやかで、観光しやすかったなぁ。
ラフティングとかも、出来るらしく、観光以外でも、楽しめる要素たっぷりの川みたいです。
舟を降りて、再び、「まんなか」へ。そちらで、お土産を少々物色。ちなみに、お勧めのお土産は、「ワサビ漬け」ですよ~。こちらの紅葉も、こんな感じで、そこそこ。
初めての徳島の観光。なかなか、自然たっぷりで、楽しい旅でした。もうちょっと、綺麗に紅葉してたら、もっといい感じだったなぁ・・。
バスツアーだったので、ホントは、もう一か所、祖谷渓にいる「小便小僧」に会いたかったのですが・・。こりゃ、またの機会ってことにしておきましょうか・・。
「秘境!「祖谷のかずら橋」と「大歩危 小歩危」の祖谷渓で紅葉狩り!」楽しいバスツアーでした。
船が苦手なので乗れませんがそんなに急流でもないみたいだからゆったりなんでしょうか~
仕事が忙しくなかなか訪問出来ませんが、なるべく拝見させて頂きます~私のお隣さん まだ長期休暇中でいつ復帰するかメドがついていないんです・・トホホ
お仕事忙しい中、コメントいただきありがとうございます。
おおぼけ・こぼけとかずら橋は一度行きたかった観光スポットだったので、今回、バス旅行でありましたが、なかなか楽しいモノでした。
もう少し、紅葉がきれいだったら、良かったですが・・。
急に寒さが増しましたが、お身体に気をつけて、お仕事頑張ってくださいね~。