お好み焼 あらた by 日生かきおこ

岡山県備前市日生、今年も、この季節がやって参りました。岡山冬グルメの定番、そう、「カキオコ」です！昨年までに、「きまぐれ」、「安良田」、「もりした」、「まるみ」、「浜屋」、「タマちゃん」、「うま×うま」さんと、食べ歩いてきましたが、今回は、以前行ったことはあっても、まだ記事にしてなかった、こちらの「安良田（あらた）」さんに行ってきました。こちらがお店。この界隈でもなかなかの老舗です。以前は、店名が、「安良田（あらた）」と言う表記でしたが、「あらた」と平仮名に変わってました。

基本的に、日生のお好み焼き屋さんは、こじんまりと営業さているところが多いのですが、ここは、その中でも、結構、狭い方かな・・。チョイと怪しげな人形がお出迎えです。

店内に入ると、８席ほどの鉄板の周りには先客がギッシリ。「おねえさん（日生のおばちゃんの愛称） 」が、手際よく焼かれています。残念ながら、２つあるテーブル席で待つことに・・。

 オーダーを聞かれて、「カキオコ　９００円」と「カキモダン　１０００円」をオーダー。今回は、鉄板席に着くことが出来ず、作ってる最中のフォトが撮れず、無念・・・。他のお客さんが帰られて、鉄板席に着いた時には、すでに、仕上げの段階に・・・。まぁ、こう言う時もありますわ。

 で、早速、焼き上がったお好み焼きをいただきます。こちらは、先ほどの状態で、焼き上がりで、ソース、マヨネーズは、お客さんの好みで、かけ放題です。ネギと、紅ショウガは、最後に、おねえさんが、盛りつけてくれます。

まずは、「カキモダン」から。

カキは、ドッサリとまでは入っていませんでしたが、７、８個くらいは、入っていたでしょうか・・。モダン焼きだけあって、ソバとカキのボリュームで、お腹一杯です。

 こちらは、「カキオコ」

 こちらも、基本的には、「広島風」っぽい作りで、生地を広げた上に、ざっくり切った千切りキャベツを乗せ、軽くソテーした牡蠣を乗せて、さらにその上に生地をかけ、ひっくり返すスタイル。仕上げに玉子の上にズドン！です。

基本、日生のカキは、どこのお店で食べても、間違いなく美味しいので、後は、お好み自体の味ってことになるのですが、こちらのモノは、「ソース」が美味いです。　おねえさん曰く、独自の調合をされているとのことでしたが、その配合がなかなか難しいのだとか・・・。正直、こちらのお店は、お好み焼き自体のポテンシャルは、そんなに高くないと思うのですが、「ソース」と、「マヨネーズ」のコンビネーションは、絶妙。焼いた牡蠣に漬けて食べるのには、丁度いい感じ。

ここ、「あらた」のおねえさんは、お話上手で、お客さんとの会話を楽しんで、お仕事をされていらっしゃいます。　美味しいカキのことや、観光する場所とかも、気さくに応えていらっしゃいました。その雰囲気が良くて、通ってる御贔屓さんも多いのでしょうね。今年も、カキオコ、美味しくいただきました。

で、今年も、「日生のカキ」を「五味の市」に買いに行った訳ですが・・・。ナント、どこの店も「売り切れ」状態・・・。

「カキ」を買いに来て、「カキ」が無いなんて・・・。どうやら、今週末、「日生カキ祭り」が開催されることがあってか、出し渋ってる感じだったです・・・。折角、日生まで来たのに、手ぶらじゃ帰れない！と、市場にいた、売り子さんに「牡蠣、どうしても買いたいのだけど、どうしたらいいかなぁ？　」と尋ねると、「じゃ、ついて来な！　」ってな感じで、港にある工場に連れて行ってくれたんです。そこで、水揚げしたての、新鮮な牡蠣を、何とか、購入することができました！

あ～良かった！　ただ、その日の、水揚げの量が決まっていて、送りは、後日なるとのことでしたが、取りあえず、持って帰れる分だけ、いただいて帰りました。

で、その夜、その牡蠣を土鍋で蒸し焼きにしていただきました。

これが、抜群に美味しかった！新鮮なのは、目の前で揚げたてのモノだったのでわかってたんですが、牡蠣の身が大きくて、ジューシーでミルキー！

個人的には、ポン酢で食べるのが、一番、美味しいかな～。あっという間に、８個ほどペロリです。で、その牡蠣、よく見てたら・・。

メッチャ、小さいカキも着いてた！牡蠣の赤ちゃん。中身もしっかり、牡蠣ですな。

今年も、日生の牡蠣、堪能できました。やっぱ、美味いわ～。

ウ、ウマ～なカキオコ＆牡蠣でした。ウマニッシモ！！

 

 

安良田お好み焼店 （お好み焼き / 日生駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5