「エアウィ―ブ」のおかげで、快眠!3日目の朝を迎えました。
が!昨日とは、うって変っての雨模様・・・。今日のメインの観光地、「輪島朝市」までには、雨が上がってくれるといいのですが・・・。
朝食前に、一風呂浴びて、チョイと、館内を散策です。すると、「錦大路」にある「祭り小屋」の前では、「能登あすなろ市」が開催されていました。 海の幸や、
能登のおいしい珍味がたくさん並んでいます。
そして何故か?館内に神社が・・・。
おみくじをくくるところまで、設置されているんです。
さらにお地蔵様まで・・。神仏習合状態です・・。
さらに、ロビー横には、皇族の方々がご宿泊された時のお写真が、飾られていました。
こちらは、天皇陛下と皇后陛下のお写真です。
部屋に戻ると、客室係のおねえさんが、布団上げと、朝食の準備を始めてくださました。その間、こちらの、煎茶と、梅干しでおもてなし。
朝食前でしたが、前日、「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ」で買っておいたケーキをいただきます。「ヴォーグ 540円」と「バルケット フリュイ 513円」 白い方の「ヴォーグ」は、ここ和倉限定のケーキで、ムースの中の、いちじくと赤ワインの風味が抜群の逸品でした。
暫くすると、朝食の準備が完了。朝食とは言え、鮮やかな料理が並んでいました。昨夜とは違い、おしながきはありませんでしたが、少しづついろいろなおかずが目白押しです。
小鉢の料理はどれも、ご飯が進みます。
そのご飯は、昨日と同じ、地元、石川県産のコシヒカリ。抜群に美味しいです。
おみそ汁も出汁がしっかりして美味しかったなぁ~
サラダ。アッサリ、和風仕立てです。
丸いざる豆腐?の湯豆腐です。
その中には、「芝茸(しばたけ)」という地元のきのこが入っています。
朝からほっこりできます。
焼き物は、
「エテカレイ」です。この辺りは、干物も有名なんだそうです。
コレをこんがり焼きあげます。
自分で、いい頃合いを見て焼くのは、楽しくていいですね。
客室係のおねえさんが教えて下さったのですが、このカレイを敷いてにある植物の葉は、正しくは、「あすなろ」というそうなのですが、こちらでの呼び名は「アテ」なんだそうです。
この葉っぱを、財布の中に入れるとお金が貯まるといわれる縁起の良い葉だそうで、木材は石川県 輪島塗りの漆器の材料として広く植林されているそうです。
「当て」の無いお金が貯まれば、いつかは、「浜離宮」に泊まることが出来るかなぁ・・・。
デザートは、葛きり。
黒蜜たっぷりで、美味しいデザートでした。朝から、御馳走、堪能させていただきました。名残惜しいですが、もう、ここ「加賀屋」を出発しなければなりません・・。
旅立ちの時、ロビーでは、琴の演奏が。
最後まで、風情がありました・・。
そして、最後の「おもてなし」「若女将」を先頭に、お客様への感謝の意を込めたお見送りです。
結構、雨は、降っていましたが、傘を手に、加賀屋を後にする宿泊客に、この深々とした角度のお見送りです。
最後まで、「おもてなし」の心でもてなされた加賀屋への宿泊。なるほど、また泊まりたくなる気持ちがわかります。正直、超絢爛豪華な施設とは思いませんが、スタッフの気遣いは、感心することばかりでした。ちょっと、ここには、書かなかったのですが、こちらが、申し訳なく思うほど、丁寧な接客で、なるほど、これが、加賀屋が、おもてなしNo.1といわれる所以なんだなぁ・・と思う機会がありました。
また、いつか、ここに泊まれることがあるなら、「浜離宮」・・・・。いや、「雪月花」で十分です。
ツアーじゃなく、ゆっくり、来てみたいなぁ・・。
「加賀屋」を満喫して、向かう、最終日、最初の目的地は、「日本3大朝市」でおなじみ、「輪島朝市」に向かうのですが、このお天気。どうなることやら・・・。続く。
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