2007年の世相を表す「今年の漢字」に「偽」が選ばれ、京都市東山区の清水寺で12日、森清範貫主が縦1・5メートル、横1・3メートルの特大和紙に揮毫(きごう)した。
食品の産地や賞味期限の改ざん、人材派遣会社の偽装請負などが相次いで発覚したのが理由という。
日本漢字能力検定協会(京都市)が公募し、応募のあった9万816票のうち、「偽」が1万6550票でトップに。「食」「嘘」「疑」が続いた。
この「偽」という漢字は、いい意味の文字ではないですね。最近、その年を表す文字で、いい感じのものは、あまりありません。
よくよく考えると、もう、遠い記憶になりつつある、建築「偽」装問題は2年前のこと。
この頃から、この「偽」の文字をよく見かけるようになりました。
「偽」というこの文字、「人」の「為」とかいて「偽る」(いつわる)と読むんですよね・・・。
文字の作りと意味が全く逆の面白い漢字です。
偽ることが人の為になるような世の中にはなってもらいたくないものです・・・。
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