衝撃！？の衝撃波！ 尿管結石のその後・・・。

９月に「尿管結石」を再発して、１か月が経ちました。

この１か月間で、結石が放出した感じはなかったのですが、検診ということで、先週の１７日に「倉敷中央病院」に行ってきました。

実は、その前の週末の土曜日、再び軽い発作が起きて、近くの病院を受診したのですが、その時、少し血尿が出ていたのです。

まぁ、おそらく、尿管結石での血尿だとは思ったのですが、何分、今まではスッと石が排出していたので、発作が起きて、ここまで長いこと体内に石が停滞したことがなかったので、違う病気で血尿がでていたら嫌だなぁと思い、病院に行ったのです。

まぁ、結果的には、尿管結石での出血だろうということで、帰ってきたのです。

そして、中央病院での再診の日を迎えた訳ですが、まずは、検尿、画像エコー、そして、レントゲン。

ちゃっちゃと、検査を終えて、泌尿器科の待合で順番を待っておりました。

名前を呼ばれ、診察室へ。検査の結果、やはり、まだ、体内に石があるとのこと。しかも、１か月前よりは、下がっては来ているものの、降りてくるのはいつになるかわからないとのこと。

しかも、今回、よくレントゲンで見てみると、石がなんと、「２個」もあることがわかったのです。

で、前の１個目の石が大きくて、後ろの２個目の石が降りてこられなくて、どちらにしても、まずは１個目を降ろさないことには、痛みや、血尿がまだまだ続くとの見立てでした。

いつまで続くかわからないこの痛みと血尿に、早くおさらばしたいと思い、今後のプランをうかがってみたところ、

①このまま、１か月、様子を見る。

②「ＥＷＳＬ（体外衝撃波砕石術）」で石を砕く

③全身麻酔での手術で石を取りのぞく

という３つの選択肢を示されました。

このまま、年末まで待って石が出なかったら、年末忙しい時期に、再び、あの発作が襲ってきてもらっては困ると思い、必然的に、②か③の選択になりました。

とは言え、この時期に入院までして、結石を取るわけにはいかないので、結果的に②になりますわな。

ということで、「ＥＷＳＬ（体外衝撃波砕石術）」をお願いすることになりました。

運よく、翌日にその施術が受けれるとのことで、説明を受けます。

その時に判明した衝撃の事実！　なんと、この施術には、「６万円」もの費用がかかるとのこと。（保険適用３割負担で）これは、身体だけでなく、お財布にも痛い金額です・・・。

しかし、国民健康保険に加入してなかったら、「２０万円」もかかるのか・・。致し方ない。背に腹は代えられないといいますが、この痛みがなくなるのなら、これを受けるしかありません・・。

ということで、手続きをして、翌日、施術を受けることに・・。

当日、まずは、エコー検査を行います。この時点で、石が出てる可能性もありますからね。

しかし、残念ながら、未だ、しっかり、尿管の中に鎮座されているみたいで、早速、その「ＥＷＳＬ」を受ける部屋に向かいます。

部屋に入ると、手術台に大きなアーム状の機械がセットされています。この機械で石を砕くのか・・と思いながら、まずは、先生の診察結果を伺います。やはり、まだ出ていないので、これから、施術開始ですと。

早々に、手術台にのって、施術開始です。この施術は、衝撃波を結石に当てて、破壊して細かくなった結石を尿といっしょに体外に排出させる方法なのですが、約１時間ほど、その衝撃波を患部に当て続けるそうなのです。

実は、予め、１時間前に座薬を入れてきておりました。

というのも、途中から、結構、痛みを感じるそうなのですが、途中でやめることができないらしく、途中で痛みを感じることになってもそのまま１時間くらい、その衝撃波を受け続けなければならないとのこと。そんな恐ろしいことになっては、困るので、しっかり、座薬挿入してきた訳です。

いよいよ、衝撃波が、体を貫きます。どれほど痛いものなのか、恐々していたのですが、その衝撃波は、思ったほどの威力ではありませんでした。

「大丈夫ですか？」と技師さんが声を掛けてくださったので、「大丈夫ですよ」と声を返したのですが、「まだまだこれは、序の口ですよ」と・・。

少し、ホッとしたのですが、その言葉に戦々恐々としておりました。

「パシ、パシ、パシ・・」と約１秒に１回、この音とともに、軽く鞭でシバかれるような痛みが背中に響くのです。耐えれない痛みではないのですが、これが、１時間続くとなると、ＣＩＡの拷問と同じ手口です・・。

４０分を過ぎたあたりで、少し、痛みが強くなってきました。衝撃波の勢いが増してきました。ちょっと、ツラくなってきたのですが、あと少しの辛抱と、その痛みに耐えました。

約１時間、衝撃波を受け続て、施術は無事、終了。再び、先生のお話しです。一応、成功していると思われますが、次回、もう一度、確認して、その結果次第では、もう一度、この施術を受けることもあるとのこと。なので、あとは、水分をしっかり取って、石を出すようにしてくださいとのことでした。

ということで、病院を後にして帰ってきました。そして、その夜のこと。なかなか、おしっこがでなかったのですが、夜中に、トイレに行った際に、見たことのないほどの、血尿がでてきました。

何か、オラオラしたものも混ざってて、（おそらく血液の固まったもの）黒ビールみたいなおしっこです。

ただ、その中に、石らしいものは、見当たらなかったんです・・。トイレに立っては、水を飲み、再び、トイレで血尿出して、水を飲むを１時間おきくらい繰り返して、明け方５時くらいに、やっと出てきてくれました！

３粒ほど、目で確認できるくらいの「石」というより「砂」みたいな塊が。おそらく、すでにいくつかは出ていたのでしょうが、濃い血尿の中に混ざってて見落としていたのかもしれません。少し、血尿も薄くなっていたので、はっきりと確認できたのです。

これで、一安心。と思っていたのもつかの間。その後、あの発作が再発です。

まぁ、何度もやってるのでわかるのですが、尿道には２か所、石が詰まりやすいところがありまして、そのあたりを残りの石が通過でもしてたんでしょうね・・。

再び、座薬を投入して、痛みを和らげつつ、一刻も早く、結石の排出を願いました。

翌日の午前中あたりまで、痛みを続きましたが、夕方頃には、血尿も収まり、痛みも嘘のように消えていきました。

どうやら、無事、結石は、放出されたみたいです。とは言え、まだ、ちゃんと、検査を受けてみないと全部排出されているかどうかわかりませんが・・。

痛みが消えると、人間、いやらしいもので、もう一つの「痛み」が気になってまいりまして・・。

それが、「保険金」　この施術って、「保険金」が降りるのかなって？

自分は、「生命保険」と「かんぽ保険」に加入しているので、それぞれ、問い合わせてみたのですが、「生命保険」は、保険が降りるのとのことで、ありがたかったのですが、「かんぽ保険」の方は、いい返事ではなかったのです・・・。

うぬ～。かんぽめ！まぁ、加入している保険の種類も、ちゃんとまだ、確認はしていないので、もう一度、約款をしっかり読まなければ・・。 

この件で、詳しい方がいらしたら、ご教授していただけたら嬉しいです。

せめて、手術代の「６万円」くらいの保険が入れば、ありがたいのですがね・・。ただ、この手術を受けないように気を付けて生活することがまずは、大事です。

これからは、しっかり、水分をとって、なるべく、尿管結石の再発をさせない努力をしなければと心に誓った次第です。

この度も、家族や知人には、迷惑と心配をかけしてしまい、申し訳ないと気持ちと感謝の気持ちで一杯でございます。この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。

来月の検診結果次第ですが、まずは、ご報告まで。