先のブログで、完全菜食主義の女性が出て来る映画があった気が、と書きましたが、それは多分「Notting Hill」。ジュリア・ロバーツ扮する女優を忘れようと、ヒュー・グラント扮する本屋さんが色んな女の子とデートをする場面の一つがそれだったと記憶しています。
そこで、こういった人達ってどう呼ぶんだろう、と調べました。
答えは表題の通り、フルータリアン。以下に探したサイトの中で一番整理されている、と思われる情報を抜粋、編集します。
フルータリアン: 不必要な暴力・殺しをしない生活スタイルを選択すること。
●動物はもちろん、植物をも殺さない 植物の命にかかわる部分を取らない、摂取しない。
それを採取しても植物そのものの再生を妨げない、例えば野菜ならトマトはいいが、もやしは駄目、となります。その典型として果物はOKとなる訳です。
●無農薬栽培農産物を選択する (一般栽培では殺虫している)
●加熱調理すると酵素が死滅する なので加熱調理しない。
●熟し、落ちた実が一番よいとされる。
ここまで来て、英語でのサイト検索に入るとヒットしました。やっぱりNotting Hillで、こんな会話で上記最後の部分をやや誇張して語っています。ヒュー・グラントの役名はMax、不思議な女性はKeziahというんです;
K: We believe that fruits and vegetables have feeling so we think cooking is cruel. We only eat things that have actually fallen off a tree or bush - that are, in fact, dead already.
この後で、 Murdered? Poor carrots. How beastly!
と人参さんの死を皆で悼むのです…達人、この映画大好き!
日本では「木喰」という概念が当たっているようです。ということで、今回は単なるうんちくの記録編でした。