シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

山種美術館「美術館で旅行! -東海道からパリまで-」 ぐるっと2012Part2Vol14

2012-08-16 | ぐるっとパス2012

Top_banner120726 さて、暑い夏に車で行ける美術館は貴重な存在。

日曜に、って何時でも駐車場代払えばよいだけなんですが、路上の駐車が可能なブロックが目の前にあるこちらはその一つ。

ということで、今日はこちらに、まあ代官山での買い物も兼ねて、伺った次第。

”出し物”は夏休み企画、ということでさあどんな感じでしょうか… 

と、余りの暑さにファサードの写真を忘れた今回。

代わりに企画展のバナーをくっ付けて、と…


Yamatane01_2 Yamatane02


うん、先ずは広重ですね。

さすがに山種で53次を出す訳ですから、普通ではない。

初代広重の、しかもかなり早い段階での摺りということで、色味が綺麗、エッジが効いていて例えば品川・日の出も船のマスト(何て江戸時代は呼んでいたんだろう??)の間に上る太陽が見て取れました。

”お江戸日本橋、七つ立ち”は有名な歌詞ですが、日本橋を七つ=朝4時に出るから、単純に日の出の頃品川なんだろう、とタイトルを理解していたんですが、本当に日の出だったのね…^^;


と、先ずはの準備運動。


そして次第に佳境?に入っていく訳ですが、今回の”新発見”は;


1. 岡信孝さん「大和三山」

抑制の利いた微妙な色使いで”そうそう、こんなイメージなんだよね、大和三山は”と唸らされました。


2. 山崎鈴彦さん「沖縄の家」

大作です…そして、マチエールを利かせた色使いでその風景に自分も溶け込んだ感じを受けました。


3.荻須高徳さん 「サン・ドニ風景」

お名前は存じ上げていましたが、作品として頭に残っているものは無く、そういう意味で”発見”。


平山郁夫さんの作品が多く出ていましたが、昨今の状況では夏休みにちょいと出掛けるには厳しい治安情勢の場所でしたねえ

あ、そうか、ロンドンは大丈夫か…

タワー・ブリッジを金泥で表現した「ロンドン霧のタウァ・ブリッジ」は素晴らしかったです。


そして…


当たり前ではあるけど気が付かない、は明治期以降の日本画家も結構外遊している、という事実。

山種No.1の画家と言っても過言ではない速水御舟さんのエジプトやギリシャでの作品や横山操さんのマンハッタンなど良かったです。


といった今回の入場料は1,000円。これが200円割引となって、ぐるっとパス効果は計5,550円となりました。

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足立市場入口の芭蕉像

2012-08-16 | まち歩き

Dsc_0008 市場内でランチ、を目指して千住大橋の駅から日光街道を歩いて”発見”のこちら。

うん、盛夏の陽ざしが強すぎて良く分からないこともありますが、元々何がメインのメッセージなのか、不明です…


Dsc_0006 Dsc_0007

ここに昔”やっちゃ場”があったのは、それが中央卸売市場足立市場に繋がっているので明白ですし、まあ、ここが大橋、奥の細道出発点も明らか…

観光地じゃないしね

まあ、ネタとしてご覧くださいm(_)m 

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