米国シカゴの日本美術収集家ロジャー・ウェストン氏により集められた貴重な肉筆浮世絵約130点を日本初公開。
肉筆浮世絵とは、絵師が絹や紙に筆で直接描いたものを指します。
勝川春章、喜多川歌麿、歌川豊国、葛飾北斎、河鍋暁斎など50人を超える絵師たちによる多彩な作品を通して、江戸初期から明治にいたるまでの肉筆浮世絵の流れを知ることができる、またとない機会です。
とのことで、久し振りにこちらの企画展ポスターがそこらここらに見られます。
錦絵ですとねえ、彫師、摺師のテクも入ってきますので、絵そのものを楽しむには又とない機会。
当初はぐるっとパスでの訪問を考えていたのですが、
日経販売店から招待券を貰っての上野。
観光バスで押し掛けた風の田舎の方々の集団などちょいと見づらい会場、
まあ、只ですからねえ…^^;
その展示は良かったような、凡庸なような。
正直、最終版、暁斎や小林清親のそれらが一番と感じちゃったのは内緒の話。
江戸期の工夫は所詮着物の着方、遊女か普通の女性か、になっちゃう気がして、でありました。