ようやく企画展が改まって、今回のぐるっとパス期間中に訪問、って実はご報告していない時スタンプカードの割引50円で伺っているのですが、適ったこちら。
正直、平松さんって実は苦手。
別に殊更避ける訳ではないですが、積極的に見てみようと訪問に至ることは無いかと…
こちらがフライヤー、事前に何処ぞの美術館で目にすることもなく、訪問時手にしたのが初見。
フランスの芸術文化勲章受賞を記念して、ということもあったようで、因みに平松さんの受章はシュバリエ、第3等だそうです。
成る程、先ずは虚心におめでとう、ということで、ご本人のインタビューをじっくり拝見。
浮世絵などフランスの文化に大きな影響を与えたジャポニズムを見直し、装飾性に注力する作品群を制作すると共にモネなどの作品に対する研究を進めたのだとか。
今回はこちらに珍しく館内撮影可。
逆にこちら収蔵の平松作品は出ていなかった気がしますから、平松画伯サイドからのオファーだったんでしょうね。
先ず冒頭紹介はニューヨーク・シリーズ、状況をとは関係ないんでしょうが今まで私が見てきた平松さんの作品とは大きく印象が異なる作品群。
これらねえ、素晴らしい。
ピックは珍しいコラージュなども使用したマンハッタン、これお気に入り。
振り返って見るに、高山辰雄さんぽいイメージがあるので気に入ったのかなあ、と思われます。
ここからは比較的平松さんっぽい装飾性に食い込んでいく作品群。
でも最初は比較的異なる傾向でしょうかね。
さあ、平松ワールドをご覧ください、個人的好みは、まあ上述の通りです。
さて、いつもと雰囲気を異にした、って2階に桜の作品がなかった今回。入場料は500円は変わらず、これが無料となって、ぐるっとパス効果は計13,850円となりました。