私にとって立体派、キュービズムかと思わせるような企画展タイトル。
日本画に於ける構造主義とは一体如何なるものか、何時に無くお勉強モードで環七を向かいました。
展示の中を拝見するに、龍子さんは生涯で20回棟上げを経験したほど建築についても蘊蓄があった🤭とか説明があってそこかよ、とも思ったのですが…
あの97式艦上戦闘機が胴体などスケルトンで描かれている「香炉峰」とかね😎
などが私的掴み💁♀️
会場芸術を目指した龍子さんはその大画面の空間性から「真に独創性があるのは構造性であるが故」と評されていたそうで、
「海洋を制するもの」、軍艦のドックヤードで溶接作業中の作業員たちに何菩薩だったか記憶希薄ですがそれと脇侍の姿を再構成して表したり、
「倣赤不動」で戦死した御子息を赤不動に見立て、その子2人(孫ですね)の肖像画を添える、といった作品に今回の企画を見た気が致しました。