2022年最後、年越しの企画展は京都、智積院の襖絵を中心とする展示。
トーハクが国宝展ということかどうか知りませんが、対抗上?ということもあるのか国宝に焦点を当てた企画展はこの晩秋〜初冬に多く、例えば移転なった静嘉堂文庫など、目移り甚だしい年末となっています。
こちらは長谷川等伯他長谷川派の遺した一連の国宝が見どころなのは間違いないところ。
美術好きならご案内の様に、こちら智積院さんは非常に分かりやすいロケーションというか、
京都駅を北側に出て七条通りを東に行って京都国立博物館を通り抜けると次の角真正面にあるお寺。
私もその動線で訪れたことがありますが、三十三間堂などギュッと京都の魅力が詰まったエリアの一つ。
今回の訪問、休館日にメンバー向け訪問の日に今回のキュレーション担当、若い女性で今回が初キュレーションとか❗️、のレクチャーも受けて、というもの。
先ずはレクチャー前に堂々たる国宝群他を拝見、その後レクチャー、その後もう一度スキャンでレクチャー時に気がついた点とかその他諸々チェックして滅茶苦茶楽しみました。
主な作品はフライヤーを見ていただくとして、まあ超有名ですしね。
私的には土田麦僊、堂本印象といった近代の画家の作品が印象的だったことと、この智積院さんが豊臣秀吉が拾丸供養のため建立したお寺にして徳川家康が再興した点。
長谷川派は秀吉時代のものでした。
それにしてもメンバー向け内覧の日の方がずっと観客多いのは何故?