江戸東京博物館、開館20周年記念企画の一環。
米国メリーランド州にあるファインバーグ・コレクションは、米国屈指の日本美術コレクターであるファインバーグ夫妻が一代で蒐集した、江戸絵画を中心とする日本美術のコレクションです。
このコレクションの特徴は、狩野派や土佐派など官画派の保守的な作品がほとんど含まれず、江戸時代の民間画派の、自由で活気に満ちた肉筆画の作品が中心となっていることです。
尾形光琳、酒井抱一らの琳派、池大雅、与謝蕪村、谷文晁らの文人画、円山応挙、呉春らの円山四条派、伊藤若冲、曽我蕭白らの奇想派、そして菱川師宣、葛飾北斎らの浮世絵など、内容は実に多彩です。
また、いずれの作品も質が高く、全体として上品な雰囲気を持っていることも大きな特徴です。
とHPにあれば、訪問は必定
問題はタイミングだったのですが、ぐるっとパスの”狭間”に伺ってみることにしました
成程…
期待していた通り、素晴らしい展示です。
まあ、こちらの客筋は観光バスで乗り付けたり、の方々が多いので、もの凄い”加齢臭”に悩まされたりしましたが、作品のレベルは高い
全部がガラス越しで、そこは少し残念でしたが、夫妻の審美眼の確かさ
一方でこれだけの美術品の海外流出
抱一さんの四季花鳥図、幾つめのパターンかな?
お勧めっす
あ、そうそう、今回の作品で、行くか悩んでいた「谷文晁展」にも訪問しようと思いました
さて、折角なので常設展にも上がって来ましょう…
最近では5階部分に相当するのか、この企画コーナーにしか足を向けないtokyoboy^^;
うん、かなりの人出となっていますねえ。
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各地の遺跡で、この1年に発掘された品々を並べたものでした。
東日本大震災、及びその復興関連工事を契機とした事前発掘作業からの物など色々だったのですが、
個人的には出雲エリアからの出土が凄い、と思いましたね
最後は、企画コーナー出口付近の一角にあった都心の”遺跡”からの出土。
殆どが江戸期←って、東京では当たり前でしょうが、の大名屋敷跡からのもの。
マンション建設事前、とかの機会を捉えてのものと思われます
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