小石川後楽園訪問の帰途飯田橋に向かって歩き始めるとそこは日中友好会館。
前を通り過ぎつつこの日は美術館で展示が行われていることに気付きます。
これは面白そうな…
昨今の米中対立とその前からの日中関係を受けて盛り上がりに欠けている感夥しいですが、沖縄返還同様1972年は忙しい年だったんだ、と思いを馳せます。
北京故宮…紫禁城の四季折々の美しい様子を時折そこを歩く猫ちゃんと共に写した写真パネルと池坊グループ制作の生け花、2本仕立ての展示展開。
見るからに凄いだろ、的な写真はなくイメージ的中心は好いたらしい。
私の初回故宮訪問は天安門事件から2年位経った90年代初頭。
まだ外国人旅行者はドル→人民元への兌換しか出来ない時代、入場料とか考えてギリギリの人民元を懐に故宮博物館入場。
トイレに入ったらそこはオープンスペースに穴が並べて掘られていて上から藁縄が降りている、そんな時代。
踏ん張る現地同志と目が合って思わず退散、ホテルまで我慢して急いで戻ったのは懐かしい話。
最後は会館前の牡丹、彼の地に心置きなく旅行に行けるような雰囲気になってくれればいいなあ、と思いました。
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