シモキタのtokyoboy

下北沢に居を構える初老オジのエクスサイズ、呑み歩き、美術館巡りなどの備忘録生活記録ブログ、含む膝蓋骨骨折リハビリ記録。

鏑木清方と鰭崎英朋 近代文学を彩る口絵 (太田記念美術館)

2021-06-03 | アート・文化

第三次緊急事態宣言の最中、開館して下さっている貴重なこちら。

江戸っ子はその粋に応えなくっちゃいけねえ、ということでの原宿散歩。

清方さんはご存知、そして英朋さんは、半年位前かなあ三島の美術館で企画展やるとのことで行く気になっていたのですが、コロナ禍で断念。

諸々あって伺う理由多数だったのですが…

 

どうも展示のやり方がいけないっすかね💣

作品をパネルで壁に直付けするのでなく、フックか何かに額の紐を掛けるタイプで、それがそこそこ下の方を向いちゃっているんですよ。

朝日智雄コレクションとありましたから、そういった保存の仕方をされているんでしょう。

そして作品の高さは160cm位の人に合わせているので、180近い私は思いっきり屈んで首だけ上を見上げるようにしなくてはいけない…想像してみてください。

元より木版画なので作品の状態が良いとは言えないところにこの光量の乏しさは苦しい、苦しい。

 

更には、企画展タイトルの清方、英朋の作品は2階の途中まで。

その後は師匠筋中心にその他の明治期の口絵、小説本に差し込みで入れられる木版画、が並べられて全体の半分以上のボリュームとなる。

でもダメ、ということではなくて、例えば梶田半古さんの作品、以前にも何処かで出会ってますが、は素晴らしく、

また「知られざる」は失礼だと思いますが、清方の師匠、水野年方さんの作品は口絵に関しては本画と違ってアレ?だったのが面白かったりしました。

 

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