何をみているのか？

ずいぶん、夜が明けるのが早くなってきました。


昨日、海外旅行帰りの知人から旅の話を聞かせて貰っていました。


最近のツアーでは一人の参加者もOKらしいので、
ツアー中も色々な人と交流できて楽しめるそうです。


そんな場では普段よりもそれぞれの個性が強くでるのでしょう。

確かに少し長めの旅行に友達同士やカップルでいくと、
びっくりすることやイラッとすることなど普段は見過ごせたり気づかなかったことを発見します。

どうしてでしょうね？


大人になるにしたがって、少して自分を抑えたり周りに合わせたりと
本当の性格を出さないように気を使っているのかもしれません。

ただし、それも決められた時間の中だから可能であるわけで
旅行のように四六時中一緒の行動になるとそうもいきません。



普段も会社など同じ時間を共有していることが長ければ
よく観察していると見える性格があります。



世の中の傾向として、大人になったら結婚して子供がいると幸せで
大人としてノーマルで道徳的でしっかりしているといったような変な思い込みがまだあったりする。


こんなのナンセンス。



大人な魂をもった子供もいる。
結婚して子供がいても、全くもって子供な魂をもった大人もいる。



結婚してようが独身だろうが、子供がいようがいなかろうが
子供だろうが大人だろうが社会的肩書がよかろうが全く関係ない。



魂の成長は年齢や置かれている環境には全く関係がない。


その状況を自分が成長しようと今の生に対して
しっかり取り組んでいることに関係があるのかも。


人間ってそう見ると面白いですね。



年齢や肩書、様々な条件とその人の本質といったものとは関係ないのに
人間は目でものを見ることに慣れてしまったのか
その人そのものの本質を観ることをおざなりにして
目で見えることを評価する傾向になってしまっている・・・


それは、本人たちにとっても同じ傾向があるわけだし。


そう考えると、社会の成り立ちがそうさせてしまったのかもしれない。

社会が与える自分の価値観・・・


自分の価値観をしっかり持ち
表面的なことに惑わされず観ることを忘れないようにしたいものです。