人は世の中の多数派を当然と思う。
自分、多くの人が努力せずに自然にできることを当然と思う。
そして少数派
または自然に出来なかった、努力しても出来なかった
そんな人たちを「何か違う人」のように見、扱う。
そう言った場合、人は全て個であると考えていない。
それぞれが、個として特徴があり
どんな状態であっても何も欠落するものもなく
どの人も全く同じである。
個として生まれ、個として死ぬ。
何も持たず生まれ、何も持たず死ぬ。
もしも、自分が何か努力しても出来なかったこと
何か多くの人とと同じようになれなかったことがあり
それを引きずり傷ついたり苦しんだりしているのなら
もう、やめよう。
そのことについて十分傷つき苦しんだはず。
それは、それだけ欲した
またはそれだけ出来る努力したからだ。
それなのに手に入れられなかったから
ずっと痛みを抱えている。
当然と考えている人には、その痛みも分からないし
平気で傷つけていることも分からないほどの無知なのだ。
完全にその痛み、苦しみからは離れられないけれど
それでも今、今世においてはそこから離れよう。
この生では自分にとって別にやることがある。
だから皆んなと同じでない方がいいのだろう。
輪廻転生を信じるのなら
きっと必要とする大きな出来事をも
今の人生から得ていくのだと思い準備しておこう。