人生とは何だろう?
時々、考える。
人は人生に意味をつけたがるし、
その方が人生という時間に目的をつけられる。
でも、その一方で人間がそれらのことから
勝手に意味をつけているだけで
本当は何も意味などなく
単に生まれ死ぬだけのことだとも考えられる。
意味などなければ何も努力せず
自分だけが良ければいいという身勝手な思考が蔓延し
秩序がめちゃくちゃになるからかもしれない。
意味があると思えば、
何となく頑張る気持ちにもなれるものだ。
個人的にはどちらも正解なのではないかと思っている。
どっちでも構わないし、大したことでもない。
どちらであろうと、
今あるこの生を単に有意義なものにし
向上させるだけでいいじゃないかと思う。
何も目的や意味がないとしても
せっかくの出来る体験を多く経験して
多くの五感を駆使すればいい。
それだけでも今ある時間、人生を充実できる。
自分の人生を生きるために生まれてきているのに
人のためだけに人生を使うのも違う。
それと同じように人の人生を奪うことも間違いだ。
それはどんなに小さなことでも同じではないかと思う。
子供、孫、またその孫のために。。。
なんて考える人もいるけれど
そのために自分または他人をどこかで犠牲にしてはいないか?
もしそうしているのなら
結局は自分の人生のためにも人の人生のためにもならない。
結果として子供や孫たちに何かが残るのと話が違う。
人生についての答えは出なくても
人はいつでも自分の人生の中で
最善を尽くすことができたら豊かだろう。
人生は、そうすることを与えてくれている。