人と比べて初めて分かるものはある。
その一つは自分が生まれた時からいる
家族という小さな社会だ。
それは血が繋がろうとそれでなかろうと関係なく
自分が育つ場所の人たちだ。
特に主体となる人は祖父母や両親になることが多いだろう。
その主体となる人の性質は大きな影響を与える。
子供を育てる人は
それに値する思考や感情が準備でき
なおかつ子供を守れるだけの強さと愛情を持ったから。。。
と言うわけではない。
理想的にはそうであったらいいのにと思う。
中には自分の中の負の部分や足りない部分を補うために
家族を欲する人もいるわけで
その場合は、その人個人の中に
対応しなければならないものを常に持ち続けている。
しかし、人生を通して
自分を誤魔化し続けられる人はほとんどいない。
遅いだけの問題で
それに向かい合わなければならない時が来る。
自分の問題を家族に共有させることができる
身勝手な立場に立ち続けようとする人もいる。
そんな風に依存し続けようとする
またはお互いに依存し続ける形もある。
でも、いつまでもそれは続かず
個として見つめ、対応しなくてはならないけれど
そのしなやかさと強さがなければ厳しいことなのかもしれない。
支え合うのなら丈夫なもの同士の助け合いだけれど
寄りかかりあっていては脆いものだ。
考えてみれば小さな社会が
この世にはひしめきあっているようなもの。
笑顔のない場所からいいエネルギーは何も生まれない。
自分は、または自分のいる場所はどうだろう?
望んでいるものでないのなら
まず、自分自身が変わらなくてはならない。