★ Tのゆるゆる日記 ★ 

人生どこへ向かうのか?
日々、感じたことを通してみえること。

ステレオタイプ

2025-02-21 | ちょっと、ひとりごと
以前、私はアメリカ人は
白黒はっきりしていて大らかで
早くから自立していると思っていた。
大学の費用は自分で払うとか
早く実家を出て暮らしたいなどなど。

いまだにそう言っている人もいるけれど
その人の周りにはそんな人が多いのかもしれない。
けれども、きっと一部を見ているだけの話だ。

考えてみたら
同じ人間なのだから
持っている感情に大きな違いはない。
それ以上に、競争の激しい社会なのだから
権力に争うより媚びる賢さを持つ人も多いのだ。
そんな中で白黒はっきりするわけもなく
驚くほど媚も売るし、
露骨な足の引っ張り合いも
影での動きも噂も激しい。
意地悪だって多い。

育児に関しても「怒らない育児」など
アメリカからの情報が日本に入ってきたり
外国育ち、外国の大学で勉強してきた人が
表面に出て活動する機会があり
日本人も真似をするわけで
日本より先にやっている国がある。

ということは、そう育った人は
似たような傾向があるのも当然で
実家に住み続ける人や引き込みもいる。
離婚か結婚せず実家に住み続ける。
もちろん、アパートが高いという理由もあるけれど
実家を出る気があるのなら
ルームシェアはできるだろうと思ってしまう。

いい大学で、いい会社に入って
似たような成功組しか周りにいない人にとっては
似たような人しかいないので
その他大勢の普通の人の感覚も暮らし方も知らない。
そもそも、接点がないのだから何も見えない。

逆に日本人だって
自立している人もいれば依存し続ける人もいる。
白黒はっきりしている人もいれば逆もいるし
さっぱりしている人も大らかな人も色々だ。
その人が育った家庭や地域などにもよると思う。

ある日本人がアメリカ人に
日本人は目を合わせることを快く思わない。
知らない人には挨拶しない
と日本人について説明していた。

それを聞いてびっくりした。
そんなことはない。
あれは個人的な意見であり日本人を表すものではない。
私は朝の散歩や何かの集まりなど、
時と場所によってではあるけれど
知らない人にも挨拶はする。
それに、知らない人でも
笑顔で挨拶されて嫌な人は少ないだろう。

そんなことで、
私たちが知っている日本や日本人だって
あくまで自分やその地域といった一部だけの話で
全体を知っているわけではない。
ましてや、私たちが想像する外国なら
尚更、本当に僅かな面を見ただけなのだろう。

ステレオタイプとは
恐ろしいほどの思い込みをしている。














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