今日はH29年度予算審査の「総括質疑と意見陳述」を行いました。
この1週間、ホント苦しかった~
小沢さんに原稿をチェックしてもらい、何度も修正して、気が付けば夜が明けていたこともありました。
でも苦しかった分、市民の代表として思い込めて議場に立ちました。
H29年度の予算には、現庁舎の強靭化対策事業が含まれていて、これが問題なんです。
どーゆーことかって?
東日本大震災で大揺れした現庁舎は調査の結果で耐震性がないと判明し、今後大きな地震が起これば庁舎は崩れ職員の命は危ぶまれるし、そうなれば行政機能も失ってしまう。
そこで緊急措置として防災庁舎の建設に踏み切りました。今、市役所の敷地内で工事が行われているのが、防災庁舎です。
市民が訪れる部署や危機管理の部署などが防災庁舎に移るのですが、それ以外の部署は現庁舎を補強して当面は使えるようにして、その先時間をかけて現庁舎をどうするか検討することになっていました。
ところが現庁舎の「あり方」を議論せず、いきなり減築改修や建て替えを前提とした整備方針を検討をすと強靭化対策事業が予算に計上されたのです。
建て替えを視野に入れるのであれば、緊急措置としての防災庁舎の意味は何だったの?そっくり市役所を建て替えた方が良かったんじゃないの?これって二重投資やん!
一般会計予算900億円の中では、1千万円の強靭化対策事業は少額かもしれない。
でも、この1千万円にの先には、何十億円もの市税が投じられることになります。
市民にとっては市税は血税。
H29年度の予算に対し、市民ネットワークは反対の立場を表明しました。
意見陳述を終えた後、会派室に戻って一息つきました。